2015年12月23日水曜日

『マー君の無限の可能性・・・10』

マー君が奇跡の復活研究所
くるのも あっという間に10回目と
なりました。

毎回笑顔で来てくれて
うれしい限りです。

こんなマー君でも
一度行かないと言いだしたら
なかなか大変なようで
修学旅行で新幹線に乗る前
”行かない”と言いだし
苦労したことがあるそうです。




この日は久しぶりに
車イスで歩く訓練をしました。
どうもこの訓練は
興味がなさそうです・・・












それよりも
車イスから立ち上がったり
実際に歩く方をやりたいようです。





















歩く訓練の時
私もサポートをしました。

私は後ろから抱えて
倒れないように支えました。

するとマー君が足を前に出そうと
するたびに
上半身まで力を入れて
必死で一歩を出そうとするのが
伝わってきます!

ものすごい熱も伝わってきます!

カメラを通して見ているのと
実際に体感として伝わってくるものは
ずいぶんと差がありました。


”歩く”というのは
こんなにもマー君にとって
大変な作業なのに
笑顔で
”先生!訓練する!”て
言ってたんですね。

何が彼を突き動かしているのでしょうか・・・









『堀尾式脳卒中の麻痺からの奇跡の復活|練習したら・・・』

『練習しなくても・・・』でおなじみの
岐阜県の垂井町からいらっしゃている
Tさん。

「最近Tさんブログに
登場してないんじゃないの!?」

という声が聞こえてきそうですが
毎週コツコツと通われていますよ。

ただ、私と奇跡の復活研究所
通う曜日がずれるため
なかなか紹介できなかったのです。

Tさんの目標は
そう、”クリスマスまでに歩けるようになる”
でしたね。



クリスマスイブ・イブの本日
12月23日様子を見に行ってきましたよ!

Tさんの成果をどうぞ
参考までに一か月前の動画もどうぞ

家ではほとんど練習なし
奇跡の復活研究所
週一回いらして
午後から数回練習するだけで
ここまで歩けるようになるとは・・・

これこそまさに奇跡ですよね!

「覚えが悪くてすみません^^;」

とおっしゃったTさん。

いえいえ覚えはとってもいいと思います。
だだ、練習したらもっと上達するでしょうね^^

お医者さんからは
”歩くことも仕事をすることも無理だ”と
言われ、装具すら作る話もなかったという
Tさん。

体がたらんたらんで
車の乗り降りも
大変だったTさんがここまでこれました。

往復4時間かけて
毎週通われ続けたTさんや
ご家族に拍手を送りたいです!

Tさんは
ちゃんと歩けるようになるまで
来年も奇跡の復活研究所に通われるそうです。

上達のスピードや成果は
人それぞれですが
まわりがそのスピードを受け入れ
じっと継続することが
この先の人生を大きく変えるんだろうな。と
感じました。



2015年12月17日木曜日

『出張教室・・・ご自宅編』

この日はご長男夫婦と
同居をはじめられた
Uさんのご自宅まで
出張いたしました。

Uさんを迎え入れるために
お風呂も新品に
リフォームされていました。

そこで
ご自宅でもお風呂に
入れるように
体制を考えたり
新たに手摺をつける
位置などを相談しました。

人の手を借りずに
自分で入れるようになるためには
いくつかの段取りや
体の動きを覚えなければ
なりません。

まだ浴槽にすわりこんだり
立ち上がるのには
不安があるので
当面は浴槽にイスを置き
シャワーを使ってもらうことに
なりました。



この日は
Uさんにとってまた一つ
発見がありました!

使えないと思っていた
右手で初めてフォークを使って
食べることができたのです。

今は左手で助けて
運んでいますが
使っていればだんだん
右手だけでも食べられる
ようになるでしょう・・・

とにかくやってみることって
大切ですね!

2015年12月9日水曜日

『マー君の無限の可能性・・・9』

この日のマー君も
やる気満々^^

堀尾が他の方を指導
している時も
うずうずして
おじいさんにもうちょっと
待つようにたしなめられていました。

他の方が終ると

「先生!訓練する!」と

何度も何度も挑戦します。



マー君にとって
生まれて初めて
自分の意思で歩くということに
挑戦しているのです。

”出来る出来ない”ではなく
”やろう!”とする姿
胸を打ちます。

先週よりさらに
自分の力で足を前に
出そうとしていました。


今日はよく頑張ったね、と
マー君は何度も
おやつをもらいました。

お母さんやおじいさんにも
あげて!と言われ
何個も箱から一つずつ
つまみます。

これも右手を動かす訓練ですが
マー君はきっと気付いてない
だろうな・・・^^

この子はやれない子だからと
回りがすべてサポートしてあげるのでは
なく、
やれることを信頼してあげることが
その人らしく生きることに
繋がっていくような気がします・・・


『堀尾式脳卒中の麻痺からの奇跡の復活|仕事する右手』

Uさんは右半身がまひして
いらっしゃいます。

ですから右手はギュッと
固く結んだ状態です。

でも、自分で立って
着替えたり左手でズボンを
上げ下ろしするには
右手に
手摺を握って
体を支えるという仕事に
参加してもらわなければ
なりません。

堀尾の
「やってみましょうか!」との言葉に

「無理だと思います」とUさん苦笑い。

でも、やれないと思っていることでも
やってみると結構できるんですよね!



今は右手が信頼できないので
怖いという気持ちがありますが
何度もやっていくうちに
だんだんと恐怖心も薄れて
いくでしょう・・・

それに人でも信頼されて
まかせられると本来の力を
発揮するものだから
Uさんの右手も
Uさんから信頼してもらえれば
きっといい仕事してくれると
思います^^

2015年12月3日木曜日

『多治見の講演会にて』

多治見の文化センターで
行われた講演会も
たくさんの方に足を運んで
いただきました。

ネクタイ姿のマー君は
開会と講師の紹介が立派に
できました。

会場には脳卒中の後遺症で
不自由して見えるかたも何人か
おられ熱心に耳を傾けて見えました
後遺症は正しい訓練さえすれば
必ず良くなりますという堀尾の言葉に
涙を拭きながら聞き入っておられる姿に
今までの辛苦の日々が伺え早く訓練をして
もとの元気な体に戻ってほしいと
心の中で呼びかけながらの講演でしたと
堀尾の語ったことが心に残っています。

こうしてマー君の祖父母である
齊木さんが講演会を企画
してくださったことが
このかたがたの人生が絶望から
希望に大きく切り替わる
きっかけになったとすれば
こんな嬉しいことは
ありません。

講演会を企画することは
会場手配 人集めなど大変なことが
一杯です 本当にご苦労様でした
無料の講演会にも関わらずお茶やお菓子
まで用意していただき本当にありがとうございました。講演会を企画された齊木さんの気持ちを
思うと心が熱くなります。

今回もたくさんの方に
感想をいただいたので
一部ですが
紹介させていただきます。


****************************************
マー君すごく元気な声で初めの言葉が
話せてよかったです!
先生は優しそうな方でした。
確か左がダメになったのに
ちゃんとマイクを普通に持たれて
普通に歩かれていて
自分の目で見られてよかったです。
マー君のおじいちゃん、おばあちゃんの
話もすごく良かったです。
今日は本当にありがとうございました。



人生に起きうることだと思います。
何が起きても努力すること。諦めないこと。
良い話を聞かせてもらって諦めずにやること
思い起こせます。
やれる思い、やろうと思う。希望を持とうと思う。
又、こんな機会が欲しいです。与えてください。



近頃運動不足を感じるようになり、自分も
そろそろ歩くことをしないと!
と思っていても、なかなか
実行することができないです。
でも、歩くことよりも、教えて頂いた
ような運動を心掛けたいと思います。
世の中何が正しくて、
何が間違っているのか
わからないことばかりです。
実践された方のお話し聞けてとても
よかったです。
ありがとうございました。
希望を持った人生に向かって!



何十年と足、膝が痛くて整形に行き
リハビリしています。
今まで痛いのをこらえて歩いていました。
歩いていないと、このまま動かなくなったら
どうしよう。そんな思いで無理していました。
先生のお話しを聞いて、心からうなづけました。
大変ためになりました。
家にある車イスで運動に励んでみようと思います。
有難う御座いました。
齊木先生にこんな良い本があるよと言われて
第一声で読ませて頂きました。
字も大変読みやすく 
目も悪い私には助かりました。



私は脳卒中を克服する事例を聞きにきました。
事例の中での方法論で気持ちの問題
精神論は参考になりました。
歩行の実演も。
一般的な話と方法論などの話の間に
休憩をとった方が・・・
(約一時間で)



脳卒中を克服したご努力に感激しました。
有難うございました。
如何にして脳卒中にならないかを
もっと説明していただきたかった。



先生の本、大変感激しました。




まーくんって誰??
↓ ↓ ↓
『重度障害マー君の無限の可能性』







2015年11月27日金曜日

『マー君の無限の可能性・・・8』

今日は昼から
奇跡の復活研究所に顔を出しました。
おじいさんと立つ訓練
すっと立ち上がります


するとマー君が
「立つ練習したから見てて」と
私に言ってくれるではないですか!!

以前、私が
「立ってみようか?」
 と声を掛けても
笑顔もなく斜めを向いていたのですが
今日は午前中にやったことを
全部見せてくれました。


また、3人がかりですが
手摺を使って伝い歩きにも
挑戦しました。

私もその3人のうちの一人に
入って足をを交互に前に出すのを
サポートしました。

1回目は足を動かすのに相当の
力を要しました。
手摺の向こうからこちらまで来るだけで
「ふう~^^;」て感じでしたが
2回、3回とやるうちに
マー君も自分で動かそうという力が加わり
軽くすっと前に出るようになってきました。

それに感心だなあ。と思ったのは
2回目も3回目も自分から
「先生、練習する!」と言うことです。

そしてそれが努力という感じではなく
楽しんでやっているのが伝わってきます。

マー君自身が堀尾を信頼して
毎週楽しみに通ってきてくれるのが
何よりうれしいです^^

2015年11月26日木曜日

『青森から感謝の言葉たち』

麻痺した方と思われる方のメッセージ
10月に青森での講演会を
主催して下さった
理学療法士の中野さんが
遅くなりましたが・・・と
講演会後、皆さんにお願いした
アンケートのコピーを
送ってくださいました。

理学療法士中野さん とは
↓ ↓ ↓
『青森から弟子希望!?』


参加された半数近くの方が
アンケートを書いて
下さったと思われるほど
たくさんのメッセージが
届きました。

その中から少しご紹介したいと
思います。


****************************************

心に、命に・・・じ~んと響くお話しでした。
病気になったからこそできること
学ばせて頂いたこと
「神様からのプレゼント」本当に本当にそうだなあと思います。
堀尾さんのお話しして下さったことが
これからの生き方、命の活かし方に役に立つことを
しっかりと感じました。
本当にありがとうございました・・・



最初から最後までワクワクして聞かせていただきました。
あきらめずに続ける事、少しできたら感謝すること、
また次のステップに向けてワクワクすること。
何も脳卒中のリハビリだけでなく、自分の人生においても
生きていく姿勢でとても大切なことだと思いました。
堀尾さんの勇気をワクワクを
そして病気の捉え方を是非広めていきたいと思います。
ありがとうございました。


今日は大変すばらしいお話しをお聞かせいただき
ありがとうございました。
実体験だからこそ説得力があります。
今日一緒に来た家族(脳卒中)も希望を
持てたと思います。


自分を信じてささいな事でもやり続けることの
大切さを教えられました。
厚みのある素晴らしい人生を送られている
堀尾先生。
感謝、感動の毎日、私も生かされていることに
「ありがとう」を言わせていただいます。
兄も脳卒中で5年前に倒れました。
この本をプレゼントし先生のお話しを伝えたいと
思います。
長い間講演してくださり本当にありがとうございました。
先生の心からの愛を感じました・・・


まだまだ紹介しきれないくらい
メッセージが届いています。




直接堀尾の話を聞いてみたいと思われた方
本当に麻痺が改善するなんてことがあるのか!?と
怪しまれている方
なんか元気がもらえたらな!と思っている方
脳卒中とは無関係だと思っている方でも
大歓迎です。


今年最後の講演会が
岐阜県多治見市にて開催されます。

是非足を運んでみてください!

「麻痺からの生還」堀尾憲市講演会

日時:H27年11月28日(土) 13:00~15:00
場所:バロー文化ホール(文化会館) 2階大会議室
   岐阜県多治見市十九田町2-8
   TEL:0572-23-2600

参加費:無料

主催:齊木 朝男 0572-25-1162



講演会の様子はこちらから
↓ ↓ ↓
『多治見での講演会にて』



2015年11月20日金曜日

『新しい仲間』

先週から新たなお仲間ができました。
中津川からいらしたUさんです。

Uさんは家族のために
再び料理を作れるようになるのが
目標だそうです。

まだ2回目ですが
なかなかの優等生で
リハビリ病院で習った
腰を持ち上げて足を前に出す
というやり方を意識して修正し
膝を前に出すことにより
足を運ぶことができます。

「こうしてくださいね」と言ったことを
再現する力があるのが
すごいと思いました。


今後が楽しみです。








2015年11月19日木曜日

『マー君の無限の可能性・・・7』

マー君は先週お休みだったので
2週間ぶりに奇跡の復活研究所
やってきました。

今日はマー君にとって
記念すべき日となりました!

生まれて初めて
足を自分が立ち上がる器官として
使うことができたのです!

これができたことで
”マー君が立って歩く”ということが
夢物語ではなく
現実味を帯びてきました。

今までは手摺につかまり
腕力を使って
”腕で立つ”
という格好でしたが
足で地面を押して
立つことができたのです。

朝3回挑戦しましたが
うまくできませんでした。

それが昼前にもう一度挑戦したら
できたのです!

一回目、マー君は手摺の時と同様
堀尾の手をものすごい力で
引き寄せました。

そこで
足に力を入れることを教え
手の高さを腕に力が入らない位置に
誘導して足だけで立つよう促すと
すっくと立ち上がりました。

そのあとおじいさんとお母さんが
「私もやりたい!」と言って
挑戦しましたが
二人ともできました。

一度コツをつかむと
誰がサポートしてもできるようです。



マー君はおうちでは
全然練習しないそうです。


堀尾は
ご家族に
「決して練習を促すように
しないでくださいね。やらせようとすれば
人はやる気を失うものです。
マー君の気持ちがうちから湧いてくるのを
待ちましょう・・・」
とアドバイスしていました。

それにしても
週一回数回やるだけで
これだけやれるマー君て
すごいですね!

2015年11月7日土曜日

『堀尾式脳卒中の麻痺からの奇跡の復活|富山からの手紙』

以前に富山の方から
ものすごく分厚い手紙が
届きました。

開いてみると
分厚い理由がすぐに
わかりました。

文字がとっても大きいのです。
利き手ではない手で
一生懸命書かれたのでしょう・・・

現在のご自身の状況や
直接会いたい旨が切々と
書かれていました。


なかなか連れてきてもらう人の
タイミングが合わず
ようやくこの日、念願かなって
ちこり村までいらっしゃいました。

堀尾の書いた『奇跡の復活』は
もう10回も読んだ、との事でした。

そして3ヶ月ほど前から
本に書いてあったのを参考にして
装具も外している。とのこと。

装具によって歩けるようになった方が
装具をはずす、というのは
勇気のいったことだと思います。

それだけまだ会ったこともない
堀尾ですが信頼されていたのでしょう。

元通り歩くことを目標とされるなら
装具を外すのは必要条件なのですが
外した時の重心の位置を
きちんと認識してからのほうがよさそうです。

今までここにいらした方たちで
リハビリ病院で重心をどこに置いたら
いいか教えてもらった方は一人もいらっしゃい
ませんでした。

健常な方は無意識に土踏まずのあたりに
重心をとって歩いているのですが
麻痺した方は重心がくるぶしの下あたりに
行きがちでそこに重心がくると
捻挫してしまいます。

堀尾は捻挫ポイントと呼んでいます。

ですから、ここでは親指の付け根あたり
拇指丘あたりに重心を置くことを
絶対に忘れないでくださいと
指導しています。

このことを頭に入れて
装具を外してくださいね^^

2015年11月5日木曜日

『マー君の無限の可能性・・・6』

今日も元気にマー君は
奇跡の復活研究所に来ましたよ!








































































今日は新しいことをしました。

動体バランスを取る練習です。

今は立った時に動体バランスが
取れないので
怖くて手摺にしがみつく格好となって
しまいます。
座って安全を確保した状態で
倒れないよう
バランスを取る訓練です。

マー君はたぶん
訓練と気が付いてないと思うけど・・・

手で体を支えないよう
手拍子を打って
上半身だけでバランスを取ります。

音楽が大好きなマー君は
とっても楽しそうです。

左手が麻痺してるから
手拍子を打つのも難しいはずなのに
しっかり音がでていますね。

初めて会った時
マー君はこの姿勢を取ると
前に倒れかかったような姿勢でしたが
今日は背中がまっすぐなのに
驚きました!

『講演会のお知らせ・・・in多治見』

久々に地元での講演会の
開催が決まりました!
お近くの方、是非この機会に
ご参加ください!

マー君の祖父母の齊木さん主催です。
当日はマー君が司会をする予定です。



「麻痺からの生還」堀尾憲市講演会

日時:H27年11月28日(土) 13:00~15:00
場所:バロー文化ホール(文化会館) 2階大会議室
   岐阜県多治見市十九田町2-8
   TEL:0572-23-2600

参加費:無料

主催:齊木 朝男 0572-25-1162



2015年11月4日水曜日

『堀尾式脳卒中の麻痺からの奇跡の復活|普通の主婦になりたい・・・』



10月に神奈川県の
NPO法人わの会主催の講演会で
お話をさせていただきました。


その後参加された方のお一人Kさんが
「是非恵那に行って堀尾さんから
指導を受けたい」と
ご主人と一緒に泊まりがけで
5日間奇跡の復活研究所
いらっしゃいました。


ご主人にとっては奥さんが
そんな積極的なことを言いだすとは
驚きだったそうです。

この方は脳卒中ではなく
パーキンソン病と診断され
もう25年経っています。

将来は車イスか寝たきりになります・・・
と言われ最新の医療も受けて来られましたが
なかなか思わしい結果が出なかったそうです。

堀尾と出会ったのは講演会から
さかのぼること半年前
始めはにわかには信じられなかったそうですが
『奇跡の復活』を何度も読んで
希望を見出していたそうです。

初めてお会いした時は
将来を悲しんでおられる顔をされて
いたそうですが
講演会で再会した時は
別人になっていたそうです。

わたしも今回初めてお会いしたのですが
笑顔の素敵な方だなあ・・・というのが
第一印象でした。

うまく歩くことができなかったKさんですが
車の乗り降りが自分でできるように
なったり
今回恵那で泊まったホテルの家族風呂でも
手摺につかまって入ることができた
そうです。


最終日の別れ際
Kさんは

堀尾さんのおかげで
Kさんご夫妻


わたしの人生変わりました

と固く堀尾の手を握られたそうです。


大人になるずっと前から
誰かの幸せにかかわれる人でありたい・・・
と思い続けてきた堀尾にとって
なにものにも変えられないうれしい
言葉をいただきました。


先日帰宅の途につかれたKさんのご主人から
妻は”普通の主婦になりたい”
今日も練習に励んでいますよ。と
電話をいただきました。



堀尾式リハビリのキモ
↓ ↓ ↓
『リハビリはうどんの切り方と同じ?!』



『マー君の無限の可能性・・・5』


手摺まで必死に移動する
青森での講演会に車で行き
東北をぐるりとまわり
被災地にも寄って来たため
マー君と会うのも久しぶりとなりました。


マー君は家では練習していないそうですが
腕の使い方、足の使い方が
少しずつ変わっていきます。

この日も、言うことを聞かない足を
引き寄せるために
右手で自分の足を引っ張って
寄せました。

思わず堀尾と
”今の見た!?”とお互い
目を合わせました。


床の高さからは一気に立てないので
この満足そうな笑顔!
少しお尻が持ち上がったところに
スペーサーをかませ
だんだん高さをだしていきます。

一気に立つことを目標にして
”できない、できない・・・”とならないよう
少しでもできることを積み重ねて
本人のやる気を継続させる
工夫なのでしょう。








やったー!
車イスに乗ることができました。















こちらは車イスから
立ち上がったところです。
だいぶ姿勢がよくなってきました。
















この日は神奈川県から
訓練の参加者がいらっしゃいました。

マー君が
ただひたすら立つことに
一心に取り組んでいる姿をみて
心を打たれたようです。

「マー君の素直さがとてもいい。
若いって素晴らしいですね!」

と感動されたご様子でした。


マー君って人を笑顔にしたり
力を与えたりする何かを
持っている気がします・・・

マー君、ありがとう・・・





2015年10月30日金曜日

『奇跡のリンゴとの奇跡の出会い!』

以前に堀尾のリハビリの考え方と
木村 秋則著『奇跡のリンゴ』との共通点の話を
書きました。↓ ↓ ↓
http://hashirasenbon.blogspot.jp/2015/09/blog-post_4.html

その時は何の気なしに

ふっと思いついて書いたのですが
今回の青森の講演会で知り合った方の
ご縁で思いもよらず
木村さんのリンゴ園におじゃまさせて
いただくことになったのです。

しかも、講演活動で日本中いや
右が木村さん
世界中を飛び回っているはずの
木村さんご本人がいらっしゃって
『奇跡のリンゴ』と
『奇跡の復活』が奇跡的に
出会ったのです!

木村さんはとっても
温厚な人のよさが
染み出ていらっしゃる方だったそうです。


何年も待たなければ手に入らないという
木村さんのリンゴを分けていただき
わたしの元にもお土産として
ひとつ届きました。

もったいないので
まだいただかずに毎日
眺めています。
部屋中に甘い香りがしています・・・


正真正銘奇跡のリンゴ




2015年10月29日木曜日

『講演会 in青森!』

青森在住の理学療法士中野さんが
マイクを持っているのが中野さん
”堀尾憲市さん応援隊”なるものを
結成し賛同した理学療法士や
言語聴覚士の方たちの協力を得て
青森での講演会が実現しました。

午前中は脳卒中の麻痺の方に
訓練の指導と相談を行い
午後は講演を行いました。



会場のイスが
足りなくなるのではないかと心配するほど
たくさんの方にお集まりいただき
ました。



みなさん真剣な表情で話を聞かれ
大笑いしたり
時には涙したりされていました。

その涙は悲しみの涙ではありません。
あきらめかけていた人生に
希望の光を見つけた
感動の涙だったのでは
ないでしょうか・・・

その証拠にたくさんの
感想が寄せられ
この講演会を開いてくれた
中野さんに対する
感謝の言葉があふれて
いたそうです。


中野さんは現在
訪問リハビリの仕事をされて
いますが、常に患者さんに寄り添い
少しでも良い情報があればと
日々模索されていました。

そんな中野さんに奇跡的に
堀尾の本が紹介され
「これだ!」との直感に従い
岐阜まで足を運ばれました。

そしてこの情報を青森の人にも
知らせたいとの思いで
講演会まで企画され
この日を迎えることができたのです。

自分は良いと思ったけれど
地元の人に受け入れられるか
不安もあったことでしょう・・・

しかし、中野さんの思いが
青森の方々にも伝わり
話を聞いた方の心に
希望の灯を灯すことができたのです。

この中野さんの行動が
これからたくさんの人の
人生に影響を及ぼしていくことでしょう・・・




青森を訪れた際 素晴らしい方と
ご縁をいただきました
↓ ↓ ↓
『奇跡のリンゴと奇跡の出会い』







2015年10月22日木曜日

堀尾 憲市著『奇跡の復活』より  第3章”先生は赤ちゃん”

私たちは生まれた時
誰でも脳は新品のはずですから
何もプログラムされていないはずです。
なのに、寝ていることしかできなかった
赤ちゃんが、一年も経てば
歩くようになります。

今の私は立って歩くなど
永久にできそうもありません。
大人の私でさえ不可能と思えることが
なぜ赤ちゃんにできるのでしょう。

赤ちゃんはどんなふうにしてプログラムを
作るのだろう。

生まれたばかりの赤ちゃんは
プログラムがないので立てません。
歩くこともできません。
ハイハイから立つことを覚え
立てるようになるとヨチヨチと
歩き始めます。
この時には立って歩くプログラムができて
いたことになります。

どうやって作ったのでしょう。
決して難しいはずはありません。
赤ちゃんでもできたのですから・・・


2015年10月15日木曜日

『マー君の無限の可能性・・・4』

マー君が奇跡の復活研究所に来るのは
この日で4回目。

今まではSさん夫婦は
二人いないとマー君の外出は
出来ないと思っていたそうですが
この日、奥さんは用事があったので
初めておじいさんと二人での
外出となりました。

こうしてSさん夫婦の中でも
出来ないと思っていたことが
ひとつずつ少なくなっていくのかも
知れません。

だってマー君の成長を見ていたら
こちらが置いてきぼりになってしまいそうな
勢いですから・・・


私は昼すぎから顔を出したのですが
ちょうど堀尾は他の方に
お話しをしていました。

マー君はその様子を見ながら
時折声を出して笑ってます。

私が「マー君、この間みたいに
立ってみる??」と聞くと
興味なさそうにしています。

しかし、堀尾が話が終わり
「マー君、立ってみるか?」
と聞くとうれしそうに「やる!」と
いうではないですか!?

(画像の向きが悪くてすみません^^;)

先週1時間近くかかっていたことが
あっと言う間にできてしまいました。

うちで練習してきたのかと思ったら
家ではやりそうになるけど
やらないとのこと。
「ちこりの先生のところでやる」と
いうそうです。

どうもマー君はやっているところを
堀尾に見てもらいたいようなのです。


Yさんも「堀尾さんを見習って
私たちもこの子に対する
言葉遣いを気を付けるように
なりました」とおっしゃっていました。

言葉のかけ方
選び方
タイミング
相手を認める思いやり・・・


ほんのちょっとのことで
人はやる気が出たり
でなかったりするんですね・・・





2015年10月10日土曜日

堀尾 憲市著『奇跡の復活』より  第2章”険しい道への第一歩”

入院して一週間程した時、リハビリの方が
「お医者さんから動いてもいいという
許可が出たので、今日からはリハビリを
病室のベッド上ではなく
専用のお部屋に行ってしましょう」
と迎えに来られ
車いすに乗せてもらった私は
長い廊下を幾度も曲がった先の
リハビリ室に行きました。
そこには大勢の人たちが
リハビリに励んでおられました。

「それでは、これから座る
練習をしましょうね」

と療法士の方が優しく声を
かけてくれます。
みなさんに両脇から支えてもらって
リハビリ用のベッドにゆっくり座らせてもらいました。

療法士のSさんが、私の両肩を支えて
慎重に重心を取ります。
私は手も足も動かないけれど
座っていることぐらい教えてもらわなくてもできます。
と口から出そうになるのをぐっとこらえて
素直にされるがままになっていました。

Sさんは、支えていた私の両肩から
手をそっと離されました。すると
私の上半身は、ゆっくりと傾きはじめました。

これはいけない、と立て直そうとしても
全然体が反応しません。
何度も立て直し、慎重に重心を取っては
繰り返してくださるのに
その度に四方八方に傾き
とても座っていることなどできません。

座っていることもできないなんて
いったい自分はどうなってしまったんだろう。
事態は深刻です・・・

2015年10月8日木曜日

『Aさんの笑顔^^』

今年2月に倒れ
8月にリハビリ病院から退院された
Aさん。

会社からは
1年でも待っているから戻っておいで。
と言ってもらったそうです。
きっとこれまでの働きぶりを評価されての
ことでしょう・・・
それにしても素晴らしい会社ですね。
Aさんもとっても有りがたがっていました。

実際は10月16日から
仕事復帰が決まり
仕事が始まるまでの1か月
で5回通われ今日で
卒業となりました。



4回目の時に撮った画像
5本の指全部が
動くようになりましたが
思ったようには
動いてくれないようです。




今日は
はじめて本のページをめくって
みました。

やる前ご本人は
「できないと思います」
とおっしゃってましたが・・・





ちゃんとページが折れないよう
力加減を調節し
始めは何ページかまとめて
だんだん一枚ずつめくる
こともできました。

「基礎練習で五本の指全部に
指令を送れる状態になったから
これからは
右手に仕事をさせてくださいね。
仕事はなんでもいいです。
ページをめくるのでもいいし
食事の時お皿を配るのでもいいし
皿洗いでもいいし
動く左手を使うのではなく
できなくてもいいから
右手にやらせてください」

こうしてただ訓練で指を動かすのではなく
仕事をさせることによって
重たいものを持つときはこのぐらい・・・

壊れやすいものを持つときは
このぐらい・・・と
細かい情報を脳に教えていきます。


あとは自宅で
生活の中で意識して
指を使うことによりだんだんと
上達していくことでしょう・・・


私が今日一番うれしくて
心がほっこりしたのは
Aさんの笑顔をたくさん見られた
ことです。

家族がいくら
「よくなったじゃない」と言っても
全然自分ではそうは思えなく
いつもむつかしい表情を
されていました。


それが今日は本当にたくさんの
笑顔を見せてくださいました。


Aさん、あなたの笑顔は
人を幸せにします。

すぐには会社で思うように仕事は
できないかもしれませんが
今日のAさんなら
あなたがいるだけで
周りの人に希望を与えます!

素敵な奥様や子供さん
ご両親といい人生を歩んで行ってくださいね。




奥様と一緒に








『講演会のお知らせ・・・2』

青森での講演会お知らせします。


以前2回ほど青森から見学にいらっしゃった
理学療法士の中野さんの企画で
講演会が開催されることになりました。
こんなに早く実現するとは・・・

「脳卒中からの生還」講演会
個別相談会10時~12時 講演会 14時~16時

日時:10月18日(日)10時~16時
場所: アピオあおもり二階大研修室1

 
 参加費無料


堀尾に逢ってみたい!
直接話を聞いてみたい!と思ってはいても
岐阜まではいけないな~と
思っていた方
是非参加してみてください^^

『講演会のお知らせ』

NPO法人わの会主催の
健康・リハビリセミナーにて
講演会でのお話しと
車イスを使ったリハビリ体験を
行います。

開催日時:平成27年10月11日(日)~12日(月)10時~16時
開催場所:開成町福祉会館 3階 会議室
〒258-0021
神奈川県足柄上郡開成町吉田島 1043-1
TEL:0465-83-7552
(小田急線開成駅徒歩12分、無料駐車場あり)

10月11日(日)
10時~12時:YOUYOU健康体操教室
13時30分~16時:健康リハビリ教室(堀尾 憲市)

10月12日(月)
10時~12時:講演(堀尾 憲市)
麻痺からの生還『奇跡の復活』
13時30分~16時:車イスによるリハビリ体験

参加費:1000円(参加費は事前振込制です。なお、お送りいただいた
参加費は返却しませんこと、ご了承願います)

申込先:NPO法人わの会
TEL:0465-32-6700(小泉) FAX:0465-74-2344


お近くの方、是非お気軽にご参加ください。

2015年10月1日木曜日

『マー君の無限の可能性・・3』

マー君が奇跡の復活研究所
来るのはこの日で3回目。



マー君の成長は著しいです!

自分の車イスから
ちこり村の車イスに乗り換えるのは
難なくこなしてしまいます。

この日は初めていらした
お母さんに自分が挑戦する姿を
見せたいと
車イスから床へ降ろしてもらい
手摺を使って立ち上がると
言います。


降ろしてもらった場所から
手摺まで2メートル以上あります。

今まで家では足を全く使わず
匍匐前進のように移動していた
マー君が、いつの間にか
膝を使うことをあみだし
ハイハイに近い形で力いっぱい
手摺に向かいます。

手摺の前まで進み
必死に手摺につかまり
右手の力だけで立ち上がろうとしたり
体の向きを変えてみたり
不自由な左手をなんとか
手摺に絡ませたりしながら
何度も何度も何度も挑戦するのです。

全くあきらめません。






気が付いてみると
一時間経過していました。

マー君の体は熱を帯び
筋肉もガクガクしています。

でもマー君はずーっと笑顔で
お母さんのほうに向かって
「みて~」と言いながら
自分の力で膝立ちまで
できたのです!

できないことでも
やろうとしてできたのです!


後からSさんから

20年間育ててきて
こんなうれしいことはない

というお電話をいただきました。

帰りの車のなかでも
マー君はニコニコで帰ったそうです。


マー君の成長が気になる方はこちら
↓ ↓ ↓
『マー君の無限の可能性4』





2015年9月30日水曜日

『Mさんの現状報告・・・2』

Mさんは自営で仕事を
されているので
不自由ながらも仕事を
回していかなければならないので忙しく
3週間ぶりくらいで
いらっしゃいました。

始めは歩き方に癖が
戻っていました。

それがちょっとした
アドバイスで改善していきます。

Mさんの再現力って
ホントにすばらしいなあと思います。

目標は人から見て
どちらが麻痺していたか
わからなくなるようにすることと
仕事の現場復帰です。


「今は”人に仕事を任す”ということを
修行しているのかもしれない・・・」


「現状ストレスを抱えながら
無理をしている人は
僕のように大変な目に合うので
休むか病院に行くか
保険に入って欲しい」と
力を込めておっしゃってました。



『山下 白州さんの奇跡の復活への道のり・・・2』

パーキンソン病からの復活を目指している
山下さんが自宅での練習風景を
you tubeにアップされました。


ご自身のコメント
パーキンソン病の克服のためのリハビリの様子です。
車イス歩行を始めた頃は、足に力が入らず、
3メートル進むのに必死でしたが
今は、80メートル位は進めるようになりました。
だんだんと筋力がついてきたのでしょう。
完全復活が出来る日を目指して。!


こちらからどうぞ↓
https://youtu.be/SOjIqLIypSk

2015年9月25日金曜日

『マー君の無限の可能性・・・2』

ちこり村内の売店で買い物
マー君が奇跡の復活研究所
来たのはこの日で2回目。

今日もマー君の車いすから
普通の車いすへ移動します。

先回は大人が二人掛かりで
マー君を立たせて
移乗しました。

ところがこの日は
「ここに足を置いてね。
体を起こしたら手摺につかまって・・・」

と言ってる間に
マー君は自分で立ってしまいました。

もちろんまだまっすぐには
立てませんが
自分で立とうとして立ったのです。

マー君が誰の力も借りずに立てたことは
計り知れない大きな意味があります。

マー君のこれからの人生に今まで考えられなかった
無限の可能性の扉を開いた
瞬間なのです!

その場にいたもの全員が
拍手していました。

一人の青年が大きな大きな
未来に向けて記念の一歩を
記した瞬間に立ち会うことができたのです。

全員マー君への祝福の笑顔で
一杯でした。

マー君も何度も立つことに
挑戦して立つことができたことの
喜びをかみしめているようでした。

マー君のおかげで幸せな一日に
なりました。

マー君本当にありがとう!

午後は車いすで歩くための
足のまねきの練習を
おじいさんも一緒に行いました。

まだ自分で足を動かして
車イスを進めることは
出来ませんが
いつか必ずその日が来るでしょう。

私たちも一緒に頑張りますので
みなさん応援してください。

マー君は生後5か月目におきた
脳出血で左片麻痺です。

そのハンディを乗り越えなければなりません。

20年の長きに渡る
苦境にも関わらず
明るく素直な青年に成長しました。

マー君は私たちに生きる勇気を
与えているのです。

全国の不自由な子供たちの
希望の星になるのです。

マー君、みんなも一緒に
がんばるからね!




マー君の続きが気になる方はこちら
↓ ↓ ↓
『マー君の無限の可能性3』





2015年9月23日水曜日

『堀尾式脳卒中の麻痺からの奇跡の復活|脳卒中は神様からのプレゼント』

以前から堀尾は
脳卒中神様からの
プレゼントだよ
と言っては

脳卒中になった方の目を
まん丸くさせていましたが
他にも脳卒中になったおかげで
プレゼントをもらったとおっしゃっている
方がいましたよ!

神奈川県からいらしたNさんです。

脳卒中になったおかげで
人の優しさ触れたり
食べ物を食べられる感謝湧いたり
命の尊さ教えられたり
信頼できる同病得たり
したそうです。

また、もともと仲のよい夫婦だった
ちこり村内を探検
そうですが
より一層絆が深まったとのこと。





Nさんは元来明るい性格で
病院でのリハビリにも
”ど”根性で取り組み
やり過ぎでドクターストップが
かかったほどだそうです。

そのおかげで装具と杖をついて
歩けるようになり
今の現状のなかで最大限
人生を楽しんでおられました。

しかし、堀尾と出会い
元のように歩けるという可能性
出会いました。

「今までもとにもどるなんて
考えたことありませんでした」

「自分が装具なしで歩けるようになって
他の人にもこの方法を伝えたいです」

とっても意欲のある方なので
今後が楽しみです。

神奈川の方なので
しょっちゅうは来れないですが
車イスでの足運びが上達したら
また見せに来てくださるそうです。



失調の症状にお困りの方はこちらもどうぞ
↓ ↓ ↓
『失調も改善』




2015年9月19日土曜日

『山下 白州さんの奇跡の復活への道のり』

先日奇跡の復活研究所にいらした
山下 白州さは賞状書士という
仕事をされています。

驚いたことにパーキンソンが発症した
38歳から独学で書を勉強し
資格を取られたとの事。

「70歳の自分を想像した時に
何もないことに愕然とし
何か自分にも才能があるのでは
ないか・・・」と探してみたところ
もしかしたら、書が好きかもしれない・・・
と思いつき始められたそうです。

子どもの頃習っていたわけでも
ないそうです。



これだけでも
相当すごいことです!

しかし、山下さんはこれから
新たな挑戦を始めます。

パーキンソンの症状の完全復活です

これを成し遂げて
苦しんでいる方たちの
希望の星になる!


ということで
この日は足の運びについて
お教えしました。

足の筋力が落ちているので
3メートル行くだけでも
顔をしかめて苦しそうです。


これを家でも練習してもらいました。

すると、次の日の電話では
30メートル進めた!とのことでした。



車いすで足の招きをきちんと覚えて
筋力を付けたら
正しい歩き方の練習に入っていきます。

どんなふうになっていくか楽しみですね・・・


山下 白州さんご自身が作られた
you tube動画はこちらから
パーキンソン病の克服への歩み3
https://youtu.be/3olb0wnS70s

2015年9月17日木曜日

『堀尾式脳卒中の麻痺からの奇跡の復活|パーキンソン病の症状改善』

奇跡の復活研究所
脳卒中の麻痺からの
完全復活を目指す場として
始まったのですが
堀尾は
パーキンソン病も
もともとの原因は脳の血管障害による
ものではないかと仮説を立て
震えの止め方をお教えしたところ
何人かあたったみなさんが
数時間の運動で改善が
見られました。

震えだけでなく
杖をつかなければ歩けなかった方が
杖なしですたすたと歩けるようにも
なりました。

そこでこの方法はパーキンソン病の
症状改善に効果があると自信をもち
さっそく”パーキンソン友の会”の
代表の方に電話をしました。

しかし、”治ったなんていうのは
パーキンソンじゃない!
あなた、パーキンソンってわかってますか!!”
ガチャン!
電話を切られてしまいました。


何件かあたってみると
やっと話を聞いてくださるかたに
つながりました。
岐阜県のパーキンソン友の会の代表の方です。

「是非実証実験をしたい」と申しでると
恵那・中津川地区にも役員がいるので
連絡先を教えます。と言っていただけました。

そこで恵那に住む山下さんに電話を入れました。

しかし、山下さんはちょっと警戒された様子。
「今日は体調が悪いので会えない」と
言われてしまいました。

山下さんはその後インターネットで
奇跡の復活研究所について調べ
この人なら大丈夫だと確信され
次の日にいらっしゃいました。

脳卒中の麻痺とパーキンソンの
原因の違いを説明し
早速試しに運動をしてもらいました。

”右手に震えがある”とおっしゃって
いましたが簡単な運動で
すぐに止まりました。
すると今まで震えてなかった
左手が動きだしました。
腕を上下に動かす時に
震えが大きいようなら
うちでやるときは奥さんに
こうやって軽く触れてもらって
くださいね
腕をゆっくり動かすことによって
脳に正しい筋肉の動きを
教えます。
数回動かしただけで
震えがほとんどなくなりました。

これをご自身で時間をはさんで
何度も脳に教え込むことを
していただきます。

こちらでは方法をお教えするだけで
やるのは自分です。

山下さんも
「これなら簡単なので
自分でもやれます!
方法さえわかればこっちのものです!」

「いや~こんな話初めて聞きました。
これはみなさんに広げたいですね。
you tubeにアップします」
you tube2


山下さんは希望を見つけられ
明るい表情で帰って行かれました。

2015年9月15日火曜日

『ご見学』

地元の理学療法士さんが
車いすで漕ぐ体験をしていただく
見学にいらっしゃいました。

図書館で『奇跡の復活』
見つけたそうです。

以前に堀尾の活動が
地元紙の一面で
紹介された記事も目にして
いらしたそうですが
その時は
「変わった人がいるなあ」
くらいにしか思わなかったそうです。

しかし、本を読んで興味がわき
見学させて欲しいとお電話を
いただきました。

本に書いてあるリハビリ法を
詳しく聞いていかれました。

「堀尾さんの発想力がすばらしいですね」

と感心した様子で訓練終了後も
話は尽きず 私は失礼した後も
帰りかけた駐車場で暗くなるまで
話を聞いていかれたそうです。

こうしてリハビリの現場の方が
この方法を取り入れてくださって
早期に麻痺が治っていく
世の中になったらいいなあ。と
思います。

方法は簡単です。

今までの既成概念を取り払うだけなのです!
受け入れた方から
新たな人生が始まっています。



『幸せのおすそ分け』

昨日マー君のおばあちゃんのSさんから
電話をいただきました。

「うれしいことがあったので
お伝えしたくて!」

マー自分で靴を履く
言いだしたんです

今までは体がぐらぐらしてしまうから
デイサービスのお迎えの方と
二人掛かりで靴を履かせていた
そうですが
自分で座っていることができ
お迎えの方が来たときには
靴を履いてしまっていた。とのこと。

これにはデイサービスの方も
びっくり!


ちいさな子供が
何でも「自分でやる!」
と言う時期がありますが
マー君も自分の可能性に気が付き
これからどんどん「自分でやる!!」と
なっていくのではないでしょうか・・・


Sさんの歓びをお裾分けしてくださる
お気持ちにも感謝です!

2015年9月14日月曜日

『練習しなくても・・・を改め、がんばるマン登場!』


『練習しなくても・・・2』で手摺から両手を離し
ピースサインをしたTさんの写真を
載せたのですが
あれは隣から抱えられているのでは・・・
との物言いがついたTさん

今度は完全に自分で立って
できた!!
男を見せるとがんばるマンに変身され
何度もふらつく体と重力に抵抗しながら
ついに一人で立てました!

健康な人にはこの大変さが
わかりにくいと思いますが
自転車の補助輪を外す練習の時の
「あっ!」ていう感じです。

もし、これができなければ
居残りをしてでもやる。とおっしゃって
ましたが、終了時間の16時少し前に
とうとうやり遂げたのです。

いらした時は
「今日はだるくて調子が出ない・・・」
とおっしゃっていたのに
あきらめずにがんばりました!

Tさんはいつも周りの方に
「大丈夫、大丈夫」
と励ましていたので
”だいじょうぶマン”と呼ばれてた
そうですが
今日からはがんばるマンです。

帰り際には
「これからは家で練習したら
回数をカレンダーに記入しよう」と
奥様にお話しされてました。



Tさんの目標は
12月29日のご自身の誕生日までに
歩けるようになる。というものでしたが
なんと!リスマスまで繰り上げる
宣言されたのです!!

「それブログに載せてもいいですか?」と

伺うと
「いいよ」と言われました。

みなさん、楽しみにして
見守ってあげてくださいね!

2015年9月13日日曜日

生まれてすぐに脳出血『重度障害マー君の無限の可能性』

この日から新たに
マー君が仲間入りしました。
特注の車いすに乗るマー君

マー君は超未熟児で誕生し
命は一週間持つか・・・
助かっても一生障害が残るでしょう・・・
と言われていました。

生まれて数か月後には
脳出血や脳水頭症も
患いました。

そのマー君がたくさんの人の
愛に支えられ20歳になり
奇跡の復活研究所
出会われたのです。

堀尾はそんなマー君に
「僕から見てマー君が歩けないという
条件が見つからない」といって
マー君と3年間関わらせて欲しいと
申し出ました。

前日にお宅にお邪魔した際には
にこにこと笑顔を見せてくれるものの
おとなしい印象でしたが
この日ちこり村に到着すると
特注の車椅子に乗せてもらい
玄関先の五平餅を売っているかたに
大きな声で「おはようございます!」
とあいさつしていました。

今日はまずこの場に慣れてもらって
自分で手摺につかまり車いすを乗り換える
車いすの訓練をすることで
歩けるようになることを知ってもらう。
車いすの訓練は楽しい!ということを
感じてもらうのが目的でした。

マー君の車いすは片手でタイヤを
回せば両輪が同時に動く仕様のものなので
普通の車いすに移動してもらいました。

付き添われた祖父母であるSさん夫婦は
自分で立とうとするマー君がみられた
だけでもうれしそうです。

しかし、普通の車いすに移乗すると
マー君の細い足はぴんぴんに伸び
車椅子を漕ぐどころではありません。

これは前途多難、車椅子改造の
話まで出ましたが

「マー君足曲げてごらん」というと

両足一緒に一生懸命足を曲げます。
ぴんぴんに伸びた足

すると、ちゃんと足が床に着くでは
ないですか!

この後何度も足を曲げたり伸ばしたりが
できました。

これにはSさんご夫婦も信じられない!
といったご様子でした。

昨日までマー君の足は
胴体から伸びている体の一部と
いう感じで自宅では
匍匐前進のようにして移動していたのが
今日は歩くことを期待された
機能を持った”足”に見えました。

それに今まで車いすから
倒れないように全身
固定していたのが
全く固定しなくても3時間ぐらい
過ごすことができ
これにもSさん夫婦はよろこんで
いらっしゃいました。

この日マー君に何か教えたわけでは
足が床にペタンと着く
ありません。

マー君は”重度の障害で歩くことが
困難な子”という見方から
”無限の可能性を秘めた青年”という
見方に変えただけなのです。

これからマー君の成長を
みんなで見守っていきましょう・・・


マー君の成長が気になる方はこちら
↓ ↓ ↓
『マー君の無限の可能性・・・2』





2015年9月10日木曜日

『堀尾式脳卒中の麻痺からの奇跡の復活|自分を信じる』

言葉の訓練
今日から新たに仲間が
増えました。

愛知県安城市からいらした
Aさんです。

今年の2月に脳梗塞になり
約一か月前にリハビリ病院を
退院されました。

かなり努力されたのでしょう。
麻痺は右手に少しと
口元に少し残る程度です。

ご家族はよくなった。と
感じていらっしゃいましたが
ご本人は全く実感できず
浮かない表情です・・・


来月の16日~今までの職場に
復職が決まっているので
それまでに 今の状態より
よくなりたい。とのことでした。

今度の職場はパソコンを使う
仕事だそうです。



午前中は右手の訓練から始めました。

ご覧の通り元から
だいぶ手のひらが開く状態です。
右の麻痺した手で左手を握る

でも、指を一本ずつ動かすことができない。
とのことでした。

まずは一本ずつ動かすことは
置いておいて
今日は指を全体に動かす
訓練をしました。










 
訓練後の動画
薬指と小指がほぼ机に触るくらい
開くようになり 親指も少し開くようになりました。


ご本人曰く
”根気がないほう”だそうですが
2時間弱で今日の成果がでました。

ご自身でも少し良くなったことを
実感された様子でした。


終り際
堀尾が
「麻痺が改善して元のような
自分に戻れた時はいままで当たり前すぎて
ちこり村内に飾ってあった言葉
「どきっ」としますね
何とも思わなかったものにも感謝が湧いてきて
脳卒中になったおかげで今の自分がある。
と思える日がきますよ~」

というと

Aさんは目を丸くして
ホントかな・・・?という表情を
浮かべていらっしゃいました。

私は
「堀尾さんを信じるんじゃないですよ。
自分はやれるということを信じてくださいね」
とお伝えしました。


だれでも”元のような体に戻りたい”

と思うことはできます。
方法も簡単です。でも

誰かに頼るのではなく
自分はできる”と100
信じて できるまでやり通すことが
一番難しいことだなあ・・・と
感じています・・・

そのお手伝いが少しでもできたら
いいなあ。と思っています。


2015年9月7日月曜日

堀尾 憲市著『奇跡の復活』より  第1章”突然の一大事”

ある日突然、私は倒れてしまいました。

前触れらしきものもあったのですが
その時はまさか3~4時間後に人生最大の
危機がわが身を襲うなど、想像だにできず
テレビを見ながら寝てしまいました。

深夜、トイレに行きたくなり
立ち上がろうとしたら体が動きません。
もがけども、もがけども
すぐ近くのドアが果てしなく遠く
右の手だけが虚しく空を切るだけです。
苦しいこともありません。
痛いところもありません。
ただ体の自由が利きません。
気分が悪いわけでもないのに
何度も嘔吐します。

我が身の一大事。
これは脳卒中に違いない。
私は大声で隣の部屋にいる
息子の名を呼びました。


この大声が出たことが
私の命を救うことになりました。
私の場合は喋ることも
大きな声で呼ぶこともできたのです。
声に気付いた息子が要請した救急車で
私は隣町の市民病院神経外科へと
搬送されることになりました。
まさか自分が救急車で運ばれる事態が
発生するなど
想像したこともありませんでした・・・