2013年10月31日木曜日

島根県I様邸 床パネル作り

そろそろ薪ストーブが恋しい
季節となりました。

パネルにはなれなかった
端材もこうして
燃料となって活かす
ことができます。

自然の恵みって
有り難いですね。





床パネルの製作に入りました。

選別した木材をモルダー
という4面を削る機械に通し
10センチ角の柱を作ります。















柱にボルトを通す
穴をドリルで開けます。















圧縮をかけ
出来上がった床パネル

この厚みが床の厚みに
なります。

木そのものが断熱材となり
蓄熱材にもなります。

この床に寝転がると
とっても気持ちがいいですよ^^

2013年10月24日木曜日

島根県I様邸 木材の選別作業


 しばらく振りのブログになります。
楽しみにして下さっていた方
申し訳ありませんでした。^^;

今、取り掛かっている家のお客様は
床用、壁用と仕分けの作業
名古屋に住んで
いらっしゃいますが
島根県のしんじ湖のそばに建築を
計画されています。

I様は”水の浄化”ということを軸に
仕事をしてこられ
いままでやってきた実績や知識を
しんじ湖に注ぎ 減少してしまった
シジミをもう一度復活させたい。
とのことです。

海や川や湖の浄化には
山が健康で
ある事が不可欠なので
『柱千本の家』を島根でも
普及させたい!との思いで
選んでくださいました。

また、島根で漁業組合の方々とも
協力しながらプロジェクトを
進めるにあたって
「旅人ではだめなんだよ。向こうに
家を構えて自分の本気を
表さないと」というお気持ちで
小さな家を構えることとなりました。

私はこの家はI様の終の棲家とばかり
約350本分の木材
思っていましたが、
120歳まで現役でいるおつもりの
I様にとっては、必要とあらば
他の湖でも同じ取り組みをする
お気持ちがあるようです。



たくさんの木材を使って
こんな家が出来るということを
島根の方にも知ってもらいたい。
とのことで10坪弱の家に
約600本もの材料を使います。
天井部分は通常板と断熱材を
使うのですが、
「天井も柱を使ったパネルでやりたい」
とのことで今回は天井のみ
サワラを使うことにいたしました。
サワラは桧に比べると軽いですし
水にも強いです。

どんな仕上がりになるか
楽しみですね。