2012年12月31日月曜日

長野県栄村H様邸 造作3~完成

 今回は12月11日昼から出発し、
26日の夜帰って参りました。

11日の夕方栄村に到着

雪降りの中、地元の大工さんは
玄関の前の屋根つくり










翌朝

いつものあぜ道は通れず
車道もご覧の通りで
雪踏みをしながらの出勤

写真の右奥の黒いのが社長

雪を踏みながらなので30分かかる




玄関前の屋根に屋根材が
葺けたところ











ユニットバス
















子供部屋

押入れの上に棚を付け
子供の工作の作品を飾りたいとの事













2階リビング側から
子供部屋、納戸の入り口














夕方現場にいらした子供さんたちは
大はしゃぎ!

部屋をぐるぐる回ったり
押入れに隠れたりなかなか
帰ると言わないのでお母さんを
困らせてました





ご両親の部屋

造作で仏壇を付けた














1階リビングに置かれた
ペレットストーブの試運転

火の様子を眺めるご主人













雪よけの板

栄村では必需品

専用の金具がある








ロータリーで
家の周りの雪飛ばし















完成!!






















2012年12月9日日曜日

長野県栄村H様邸 造作2

11月25日に栄村へ出発し
12月7日に恵那に戻ってきました。

今回は屋根工事、外壁工事
設備工事、電気工事もちろん造作も
進みました。

しかし、出張前半はとうとう
どかっと雪が降ったのです。

先回降った雪は栄村の方からしたら
初雪には入らないそうで
今回は正真正銘の初雪となりました。



通勤路のあぜ道もこのとおり
















本日の仕事は雪かきから。
地元の大工さんはステンレス製の
道具を使って手際よく進みます。










持参したプラスチックの
”ママさんダンプ”ではこちらの
雪の量には歯がたたないです。
力を入れたら割れてしまいました。









被せてあったシートをめくり
屋根工事











厚みのある鉄板を使った
屋根材
かなり丈夫そう











屋根材が葺けたところ












外壁材も搬入













防水紙が張られ真っ白に












建物の中では天井に
杉板を張っています













張り終えたところ















電気やさんも
「こういう建物は初めてだなあ」
と戸惑いながらも手際よく配線









12月5日にはユニットバスの
組み立て工事


「こういう家は初めてです。一目で
丈夫な造りというのがわかりますね」










この日は全部で12人も工事関係者が
入りました。

ストーブの置いてある二階で休憩
とっても温かくて天国!







床の仕上げも同時に進めて
います











新潟県に住むお嫁さんのお父様が
立ち寄られる

「地元の大工に娘がこんな家を造ってると
いっくら説明しても理解してもらえないんですよ」(笑)


大工さんの常識を超えた家のようです








今回は中国料理楼蘭さんの
ご主人のご紹介で栄村の
えのき茸農家
大庭さんと知り合いました。

おいしくて健康に良いえのき茸作りを
目指して少量生産で工夫を重ねて
おられます。

工場見学の後
おみやげにえのきをいただき
さっそく味噌汁の具としていただいた
のですが、しゃきしゃきしていて
生命力を感じました。

うちの近所の人にも味わってもらいたくて
翌日20袋ほど分けていただきました。

えのきってお鍋の時など必ず入れるのに、陰が薄い存在というかあまり
こだわって買ったことがなかったのですが、見た目でもはっきり今まで食べていた
ものと違いますし”おおばくんちのえのきだけ”はずっしりと重いです。日持ちも良いそうです。

震災で大庭さんの工場も被害を受けたそうですが、えのきを卸しているスーパーのかたが
直接義捐金を持ってきて下さったそうです。
”大庭君家のえのき茸”を待ってる消費者の方がいる・・・その思いが再開する原動力に
なったそうです。


















二級建築士試験結果発表

平成24年二級建築士試験の結果が12月6日に発表されました。
御陰様で合格の通知を頂きました。

応援してくださった方、心配してくださった方、受かると信じてくださった方、
本当に有難うございました。


合格はスタートラインです。これからもいろいろな分野で勉強を重ね、皆さんに還元
していきたいと思います。

2012年11月22日木曜日

長野県栄村H様邸 造作1

昨日久し振りに恵那に戻って参りました。

11月12日に材料を積み込み昼ごろ出発。
21日に帰宅いたしました。

今回は、最後の北側のパネルと
屋根の下地作り、恵那で造ってきた
階段の取り付けや窓の設置が主な
仕事となりました。









栄村は積雪の多い所だというのは
聞いていたのですが、
雨も多いところで
ラジオで「長野県全域 晴れ」と
流れていても、栄村は
雨なのです。









壁の途中にあるのが階段の踊り場















これが次の段



















下の半分の段は三人でわっせ、わっせと
運び固定















上段は晴れた日にクレーンを使って















上から設置
















微調整をしたら完成












次はサッシの取り付け

H様邸はアルミサッシと木製建具の
二重サッシ
それぞれペアガラスがはいるので
ガラスが4重に













木製建具が入るとアルミサッシは見えなく
なる















とうとうスキー場には雪が降る












宿泊させてもらっている
あんぼの家も雪囲いで
冬支度











晴れた日の通勤路
あぜ道を歩いて近道

久々のお天気の日は何物にも
変えがたく 気持ちがよい














天井の下地にコンパネを張っていく
コンパネを持ち上げながら張るので
作業がきつかった^^*














H様のお母さんが
前の畑でとれたお野菜や
なめこを持たせて
くださる








帰宅する日の朝はとうとう雪が
降った














この工法は屋根が最後になるので
どうしてもパネルが雨に濡れてしまいます。

びしょ濡れになっている姿をみるのは切ないです。ましてやお客様にとっては
なおさらでしょう。

でも、濡れているのは柱の表面だけで、おてんとう様がでれば乾いてしまいます。
建てている間についたしみや汚れは最後にサンダーで一皮削ってオイル仕上げを
するのできれいになります。それが無垢の材料の強みですね。








2012年11月11日日曜日

長野県栄村H様邸 建前3-1

10月26日~11月9日まで栄村の
H様邸の建前に行って参りました。

今回は2階を作っていきます。











2階は間仕切り壁は少なく
大きな梁で支えていきます。











H様には梁の高さが低くないか実際に
確認していただきました。















休憩をしていると
津南新聞さんが取材に


 








実際の記事















だいぶ形が見えてきました。
見学に来られるかたが
口をそろえて
「これは丈夫いわ・・・」
と感心されます。説明しなくても
見ただけで頑丈な作りというのが
わかるのです。