2015年12月23日水曜日

『マー君の無限の可能性・・・10』

マー君が奇跡の復活研究所
くるのも あっという間に10回目と
なりました。

毎回笑顔で来てくれて
うれしい限りです。

こんなマー君でも
一度行かないと言いだしたら
なかなか大変なようで
修学旅行で新幹線に乗る前
”行かない”と言いだし
苦労したことがあるそうです。




この日は久しぶりに
車イスで歩く訓練をしました。
どうもこの訓練は
興味がなさそうです・・・












それよりも
車イスから立ち上がったり
実際に歩く方をやりたいようです。





















歩く訓練の時
私もサポートをしました。

私は後ろから抱えて
倒れないように支えました。

するとマー君が足を前に出そうと
するたびに
上半身まで力を入れて
必死で一歩を出そうとするのが
伝わってきます!

ものすごい熱も伝わってきます!

カメラを通して見ているのと
実際に体感として伝わってくるものは
ずいぶんと差がありました。


”歩く”というのは
こんなにもマー君にとって
大変な作業なのに
笑顔で
”先生!訓練する!”て
言ってたんですね。

何が彼を突き動かしているのでしょうか・・・









『堀尾式脳卒中の麻痺からの奇跡の復活|練習したら・・・』

『練習しなくても・・・』でおなじみの
岐阜県の垂井町からいらっしゃている
Tさん。

「最近Tさんブログに
登場してないんじゃないの!?」

という声が聞こえてきそうですが
毎週コツコツと通われていますよ。

ただ、私と奇跡の復活研究所
通う曜日がずれるため
なかなか紹介できなかったのです。

Tさんの目標は
そう、”クリスマスまでに歩けるようになる”
でしたね。



クリスマスイブ・イブの本日
12月23日様子を見に行ってきましたよ!

Tさんの成果をどうぞ
参考までに一か月前の動画もどうぞ

家ではほとんど練習なし
奇跡の復活研究所
週一回いらして
午後から数回練習するだけで
ここまで歩けるようになるとは・・・

これこそまさに奇跡ですよね!

「覚えが悪くてすみません^^;」

とおっしゃったTさん。

いえいえ覚えはとってもいいと思います。
だだ、練習したらもっと上達するでしょうね^^

お医者さんからは
”歩くことも仕事をすることも無理だ”と
言われ、装具すら作る話もなかったという
Tさん。

体がたらんたらんで
車の乗り降りも
大変だったTさんがここまでこれました。

往復4時間かけて
毎週通われ続けたTさんや
ご家族に拍手を送りたいです!

Tさんは
ちゃんと歩けるようになるまで
来年も奇跡の復活研究所に通われるそうです。

上達のスピードや成果は
人それぞれですが
まわりがそのスピードを受け入れ
じっと継続することが
この先の人生を大きく変えるんだろうな。と
感じました。



2015年12月17日木曜日

『出張教室・・・ご自宅編』

この日はご長男夫婦と
同居をはじめられた
Uさんのご自宅まで
出張いたしました。

Uさんを迎え入れるために
お風呂も新品に
リフォームされていました。

そこで
ご自宅でもお風呂に
入れるように
体制を考えたり
新たに手摺をつける
位置などを相談しました。

人の手を借りずに
自分で入れるようになるためには
いくつかの段取りや
体の動きを覚えなければ
なりません。

まだ浴槽にすわりこんだり
立ち上がるのには
不安があるので
当面は浴槽にイスを置き
シャワーを使ってもらうことに
なりました。



この日は
Uさんにとってまた一つ
発見がありました!

使えないと思っていた
右手で初めてフォークを使って
食べることができたのです。

今は左手で助けて
運んでいますが
使っていればだんだん
右手だけでも食べられる
ようになるでしょう・・・

とにかくやってみることって
大切ですね!

2015年12月9日水曜日

『マー君の無限の可能性・・・9』

この日のマー君も
やる気満々^^

堀尾が他の方を指導
している時も
うずうずして
おじいさんにもうちょっと
待つようにたしなめられていました。

他の方が終ると

「先生!訓練する!」と

何度も何度も挑戦します。



マー君にとって
生まれて初めて
自分の意思で歩くということに
挑戦しているのです。

”出来る出来ない”ではなく
”やろう!”とする姿
胸を打ちます。

先週よりさらに
自分の力で足を前に
出そうとしていました。


今日はよく頑張ったね、と
マー君は何度も
おやつをもらいました。

お母さんやおじいさんにも
あげて!と言われ
何個も箱から一つずつ
つまみます。

これも右手を動かす訓練ですが
マー君はきっと気付いてない
だろうな・・・^^

この子はやれない子だからと
回りがすべてサポートしてあげるのでは
なく、
やれることを信頼してあげることが
その人らしく生きることに
繋がっていくような気がします・・・


『堀尾式脳卒中の麻痺からの奇跡の復活|仕事する右手』

Uさんは右半身がまひして
いらっしゃいます。

ですから右手はギュッと
固く結んだ状態です。

でも、自分で立って
着替えたり左手でズボンを
上げ下ろしするには
右手に
手摺を握って
体を支えるという仕事に
参加してもらわなければ
なりません。

堀尾の
「やってみましょうか!」との言葉に

「無理だと思います」とUさん苦笑い。

でも、やれないと思っていることでも
やってみると結構できるんですよね!



今は右手が信頼できないので
怖いという気持ちがありますが
何度もやっていくうちに
だんだんと恐怖心も薄れて
いくでしょう・・・

それに人でも信頼されて
まかせられると本来の力を
発揮するものだから
Uさんの右手も
Uさんから信頼してもらえれば
きっといい仕事してくれると
思います^^

2015年12月3日木曜日

『多治見の講演会にて』

多治見の文化センターで
行われた講演会も
たくさんの方に足を運んで
いただきました。

ネクタイ姿のマー君は
開会と講師の紹介が立派に
できました。

会場には脳卒中の後遺症で
不自由して見えるかたも何人か
おられ熱心に耳を傾けて見えました
後遺症は正しい訓練さえすれば
必ず良くなりますという堀尾の言葉に
涙を拭きながら聞き入っておられる姿に
今までの辛苦の日々が伺え早く訓練をして
もとの元気な体に戻ってほしいと
心の中で呼びかけながらの講演でしたと
堀尾の語ったことが心に残っています。

こうしてマー君の祖父母である
齊木さんが講演会を企画
してくださったことが
このかたがたの人生が絶望から
希望に大きく切り替わる
きっかけになったとすれば
こんな嬉しいことは
ありません。

講演会を企画することは
会場手配 人集めなど大変なことが
一杯です 本当にご苦労様でした
無料の講演会にも関わらずお茶やお菓子
まで用意していただき本当にありがとうございました。講演会を企画された齊木さんの気持ちを
思うと心が熱くなります。

今回もたくさんの方に
感想をいただいたので
一部ですが
紹介させていただきます。


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マー君すごく元気な声で初めの言葉が
話せてよかったです!
先生は優しそうな方でした。
確か左がダメになったのに
ちゃんとマイクを普通に持たれて
普通に歩かれていて
自分の目で見られてよかったです。
マー君のおじいちゃん、おばあちゃんの
話もすごく良かったです。
今日は本当にありがとうございました。



人生に起きうることだと思います。
何が起きても努力すること。諦めないこと。
良い話を聞かせてもらって諦めずにやること
思い起こせます。
やれる思い、やろうと思う。希望を持とうと思う。
又、こんな機会が欲しいです。与えてください。



近頃運動不足を感じるようになり、自分も
そろそろ歩くことをしないと!
と思っていても、なかなか
実行することができないです。
でも、歩くことよりも、教えて頂いた
ような運動を心掛けたいと思います。
世の中何が正しくて、
何が間違っているのか
わからないことばかりです。
実践された方のお話し聞けてとても
よかったです。
ありがとうございました。
希望を持った人生に向かって!



何十年と足、膝が痛くて整形に行き
リハビリしています。
今まで痛いのをこらえて歩いていました。
歩いていないと、このまま動かなくなったら
どうしよう。そんな思いで無理していました。
先生のお話しを聞いて、心からうなづけました。
大変ためになりました。
家にある車イスで運動に励んでみようと思います。
有難う御座いました。
齊木先生にこんな良い本があるよと言われて
第一声で読ませて頂きました。
字も大変読みやすく 
目も悪い私には助かりました。



私は脳卒中を克服する事例を聞きにきました。
事例の中での方法論で気持ちの問題
精神論は参考になりました。
歩行の実演も。
一般的な話と方法論などの話の間に
休憩をとった方が・・・
(約一時間で)



脳卒中を克服したご努力に感激しました。
有難うございました。
如何にして脳卒中にならないかを
もっと説明していただきたかった。



先生の本、大変感激しました。




まーくんって誰??
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『重度障害マー君の無限の可能性』