2012年10月24日水曜日

岐阜県恵那市松村様邸 打ち合わせ4

今朝は中央アルプスが真っ白になりました。
恵那で暮らしていて幸せに感じる景色の一つです。


夕べは松村様のお宅へ打ち合わせに行ってきました。
題は打ち合わせ4 となっていますが、合間合間にもお邪魔させてもらっています。

松村様は最初、間取りのことはよく分からないとおっしゃっていましたが、ぜんぜんそんなことは
なくて、平面の間取りを頭の中で立体で捉えて ここはこうした方がいいと思う、とか
こちら側からの階段の上がり方は違和感を覚える。など捉えていらっしゃるのが素晴らしいと
思いました。より、松村様の感性に近づいていっているのでうれしいです。

普通はなかなかこうはいきません。でも、ご安心ください。ここまで立体で捉えることができなくても
丁寧に詰めていけば必ずその方らしい家が出来上がります。


「うちの土地に段差があるのがネックだと思っていた」とおっしゃっていましたが
その段差があったからこそ、松村様らしい個性的な家ができそうです。


明日契約をさせていただく段取りになりました。


2012年10月16日火曜日

長野県栄村H様邸 建前 2

キッチン~リビングまでの外壁と
順番を待つたくさんのパネル
ここにあるのはほんの一部
10月10~15日まで建前の続きに
栄村に行ってきました。



今回は1階の外壁、部屋の間仕切り壁
1階の天井までを作る予定。
 










窓のあるパネル
H様邸は窓がたくさんあります。

このあたりは豪雪地帯なので
家の強度を出すため一般的には
窓が小さめの設計なのですが
柱千本の家は
家本体に強度がある為
開口部をたくさん取ることができます。
  











佐藤林業さんに頼んで切り出して
もらった8メートルの材で作った
通し柱。














これを基礎に沿わせ側面から
たくさんのボルトで頑丈に
固定します。そして、雪の重みを
梁とこの通し柱パネルで支えます。

これは栄村仕様です。












足場の上から眺めると
迷路のよう?!










この日はみんな勢ぞろい!

「ねえねえ、ぼくたちのへやって
どこになるの」



H様のお母様には毎日
お手製の漬物や煮物や
大学いもなど出していただき
本当にありがたいです。

「こんなの口に合うかしら」と言って
出してくださる煮物のおいしいこと!

お嫁さんのご実家のお父様が採った
天然もののまいたけのてんぷらも
絶品でした。


山道を上がるとH様邸のある
集落が見える。










高台からはこんな景色も望める。

コンビにでお昼のものを買って
山の上でランチ。
たくさんの田んぼがあったのにも
驚いた。








タンタン麵
この日は、
中国料理 栄村楼蘭でのランチ
至福の時

なすとひき肉の炒めたのが
最高においしかった。^^








1階の天井パネルを伏せるところ

このパネルが2階の床も兼ねる。
このパネルででも剛性をだすので
家がくしゃけない。







2階の床面











1階キッチンからの眺め
天井が出来て家らしくなる




今回、NPO法人栄村ネットワーク
松尾さんとの出会いがあり、自身の
ブログでも柱千本の家を
紹介してくださいました。

ほんの一週間滞在しただけですが
村の人たちが松尾さんのブログで
村の状況を共有していて、
一体になっているのを感じました。

2012年10月7日日曜日

ワトコオイル


木部に塗料を塗ると好きな色が塗れたり
防カビ効果が有ったり水をはじいたり
するもしれませんが、木の良い性質も
殺してしまうような気がします。

そこで柱千本の家では、そのような
塗料ではなく木の良さを
最大限に引き出してくれるイギリス製の
亜麻仁油を原料としたワトコオイルを
愛用しています。そして、床から壁から
天井まですべてに塗布しています。

ワトコオイルを塗ると透明感のある
艶が出て、年を経るごとに飴色に
変わっていきます。紫外線を浴びると
余計にその効果が出ていわゆる
木が日焼けした状態とは全く
違うのです。

向かって左が白井さん/ムースタイプのワトコを
お土産に。ちょっとしたお手入れには気軽に
使いやすい


 
今日は東京から北三株式会社
営業部ワトコ課の白井さんが
まるごとワトコを塗った家を
見てみたい。との事でわざわざ足を
運んでくださいました。


開口一番「売れないワトコを使って
下さり有難うございます!」

でも、白井さんは木に塗る塗料で
一番優秀なのはワトコだと信じて
25年間ワトコに携わってきたそうです。

「お金をかけて宣伝するのではなく
本当に良いと思った方から口コミで
広がっていって欲しい」

「世の中が塗料に求めているものと全く反対の塗料なんですよ」

「今日この家を見て更にワトコの良さに確信が持てました。
明日からもっと熱弁をふるえます」


とってもバイタリティーのある方でワトコ以外の話でも盛り上がりました。


柱千本の家は建ててからも桧の香りがします。また、湿度の調節も木が自分でしてくれる
ところも大きな魅力の一つですが、ワトコオイルに出会わなかったらせっかくたくさんの木を
使って建てても全くこの恩恵を授からなかったかもしれません。
白井さんがワトコを愛して奮闘してくださったからこそ、こうして柱千本の家もあるのだなあ。
と改めて実感することができました。







長野県栄村H様邸 建前 1

朝暗いうちに出発!
10月5日金曜日、長野県栄村の
H様邸現場へ向かって出発!














クレーンを使って壁を運ぶ
先日大型トラックで材料を運んだ際に
床のパネルは施工したので
この日は1枚目の壁パネルを
取り付けます。














建物の角にあたる壁は強度の面でも
重要ですし建てる際にも基準となる
大事な壁なので慎重に基礎に据えて
いきます。


















両サイドの角のパネルが設置
1日目はここまで













2日目の土曜は左から勝手口のドア
掃出し窓二つ、キッチンのガス台の
前の壁など施工
















夕方、奥様と3人のお子様が
いらっしゃいました。
奥様は「恵那で家を見せてもらった
時は柱で壁が出来ていると
いわれてもよく分からなかったが
こうしてみると厚みがよくわかります。
母も床の厚さに
びっくりしていました」

子供さんたちは
「木の家うれしい!!」とはしゃいで
いました。





日曜に東京から柱千本の家で愛用の
ワトコオイル(アマニという植物原料の木部に
塗布するオイル)の会社の方がワトコを塗った家を見にきたい
とのことで今回は1泊で帰ってきました。

岐阜県恵那市松村様邸打ち合わせ3

4日木曜日の夜、松村様と打ち合わせをしてきました。

先回の打ち合わせでできた案とそこからさらに3つ程プランを考えて提示させていただきました。
ご主人も洗面に棚が置けるスペースを取れるようにアイディアを出して下さってました。
奥様は対面キッチンではなく南面にキッチンを寄せて全体が広く感じられるようにしたい。との
ことで、ちょうどそのプランも考えてあったのでお見せして、こちらのほうがよい。とのことになりました。

初めて家を建てるので、最初はよく分からなかったかもしれませんが、松村様の生活スタイルは
松村様が一番ご存知なのでいろいろなプランを考えるなかで、すこしづつ”こうしたい”が形になってきたような気がいたします。


以前建てさせていただいた 恵那市のO様が「友達の友達」ということが分かり、今度家を見せて
もらうことになってる。とのことでした。直接、住んでいる方に「実際はどうなんだ」ということを
聞けるというのはとても良いことですね。


最後にご主人が席を外されて居る時、同居しているお母様がお手製の漬物や梨など
出してくださいました。その時、「自分がいいと思っていた柱千本の家を息子も気に入ってくれて有りがたい」と手を合わせていらっしゃいました。

2012年10月2日火曜日

長野県栄村H様邸 材料

今日ようやく最後の材料が高山から
届きました。

配達担当のお兄さんが新車で運んで
くださいました。

なかなか来なかったので材料が
届いてほっとしています。












Kさんが昨日きのこをたくさん採った
からときのこの炊き込みおむすびを
みんなに持ってきてくれました。

「嫁がでかした(作った)からばかに
うまない」
なんて言ってましたが、しばもちや
いぼこぼりとか言うわたしにとっては
初耳のきのこがたくさん入っていて
とってもおいしかったです。きざんだ
梅干がアクセントになってました。

「今度はくりおこわを持ってくる」
と休み時間に栗を拾っていました。


家に帰ると母の手作り栗きんとんが待っていました。

秋っていいですね~^^