2016年4月7日木曜日

『マー君の無限の可能性・・・13』


マー君は奇跡の復活研究所
週一回通い出して
半年ちょっとですが
どんどん顔が凛々しく
大人びてきた気がします。


この日も
「先生!立つ訓練する!」と
何度も挑戦しました。

今日は手摺ではなく
ホールの隅にある
カウンターを利用します。


手摺のように握るところがなくても
足の力で立てるように
なってきました。

マー君は上半身も下半身も
すごい筋肉です。

ここに通うようになって
体格がよくなって先日の
成人式には新たにスーツを
新調しなければならなかったそうです。

それにしても全く歩いたことのなかった
マー君のか細かった足に
これほどの筋肉が付いたなんて
信じられないことです。


車イスでの歩く訓練のあと
普通のイスに移乗して
おしゃべり・・・

知らない人がみれば
なんの違和感もない写真ですが
マー君が普通のイスに
きちんと座っていることは
ご家族にとっては
奇跡の一枚かもしれません・・・・

2016年3月10日木曜日

『マー君の無限の可能性・・・12』

しばらくブログを書くことが
できなかったので
久しぶりの投稿となりました。

毎回このブログを楽しみに
していた方からどうしちゃったのか?
との問合せもありましたが
またぼちぼち書いていきたいと
思います。

この日はマー君の様子に
大変関心を持っていて
時々ブログにコメントを
載せてくださっている
小早川さんが初めて
奇跡の復活研究所
見学にいらっしゃいました。

マー君にとっては初めて会う
知らないおじさんのはずなのに
小早川さんに興味深々・・・。

すぐに打ち解けて
「小早川先生!」と呼んでいました。


前回私が見たマー君は
いままで興味のなかった車イスの
訓練を一生懸命やるようになっていました。

それだけでも驚きだったのですが
今回はおじいさんに足を動かして
もらわなくても自分で
右足、左足と交互に動かせるように
なっていました!
また、この日は
絵を描くことにも挑戦。

マー君が興味のあることは
なんでもやらせて
マー君の秘められた可能性を
引き出したいと思っているのです。

マー君のおじいさんは
「家ではこうした時間を
とってやることができないんですよねえ」

とマー君がうれしそうに取り組む姿を
眺めていらっしゃいました。





2016年1月28日木曜日

『堀尾式脳卒中麻痺からの復活!ちいさなことからコツコツと・・・2』

この日も地味な訓練をコツコツと
みんなで続けていました。

よく見ると11月からいらしているUさんの
右足のつま先は
なんと!動くじゃないですか!?

「最初から動いてましたっけ??」

「いいえ、全然動きませんでした」


今度はひざの持ち上げです。
こちらもいつの間にか少し
上がるようになってます。
一緒に訓練をしていた
Tさんはまだやり始めた
ばかりで動きませんが
動くようになる可能性を
自分の目で実感できたのでは
ないでしょうか・・・

簡単な動作なので
うちでもやれる訓練ですが
動かない自分の足に何千回
何万回と指令を送り
ずーと向き合っているのは
結構大変なことです。

本当にこんなことで動くかな??と
疑念が湧いていつのまにか
あきらめてしまうかもしれません。


こうしてみんなでやることによっての
相乗効果も大きいような気がします。

2016年1月27日水曜日

『堀尾式脳卒中の麻痺からの奇跡の復活|こころのリハビリ』

週末を利用して10回ほど
車いすを使った訓練をするSさんとご両親
奇跡の復活研究所に通われた
神戸のSさん。

私自身は一度もお会いする
機会がなかったのですが
先日装具なしで歩けるようになって
卒業されていかれました。

関西の大きなリハビリ病院で
訓練を2年間受けたそうですが
思うように回復しなかったそうです。

お母さんは
「息子が元に戻るためなら
どこへでも行きたい!!」と
強い意志をもっていらしたところに
堀尾憲市著の『奇跡の復活』
知人から紹介され
岐阜までいらっしゃいました。


第一日目、さほど訓練もしてないうちに
Sさんは
「もう僕は帰ります」と言いだされたそう。

こんなことで治るとはとても思えなかったのでしょう・・・

でも、堀尾の話を聞き
自分が元の姿に戻る意味に気が付き
『奇跡の復活研究所』にかけてみようと
思い直され
その日のうちに
年末までの週末のホテルの
予約をされたそうです。

それから月から金は仕事をし
週末は新幹線でちこり村まで
通われることになったのです。

毎週、毎週地道な訓練を重ね
装具なしで歩けるようになりました。

最終日の帰り際
お父さんが堀尾の手を固く握り
涙をこらえながらお礼を言われたそうです。


数日後
お母さんから弾んだ声で
お電話をいただきました。
「息子が元のやさしい姿に戻りました!!」

今までは自分の事で一杯だったのでしょう。
希望もなく、もう自分はこれでいい。と
諦めていたのかもしれません。

しかし、奇跡の復活研究所に通われるなかで
体だけでなく
心ももとの姿になっていったんだなあ・・・と感じました。



後日、堀尾がSさんのことを
みなさんにお話ししてる動画



講演会後の感想の記事はこちらから
↓ ↓ ↓
『青森から感謝の言葉たち』


2016年1月14日木曜日

『堀尾式脳卒中の麻痺からの奇跡の復活|ちいさなことからコツコツと・・・』

先週は風邪をひいてしまい
今年初めての訓練にいらしたUさん。

今日は数回手摺の横を歩いたあと
麻痺した右足に体重を乗せる
訓練をしました。











歩く時
左足を前に出す瞬間
必然的に
右足に重心が移ります。
しかし麻痺した足にに体重をのせる
ことは ご本人にとっては
とてもこわいことです。

ですのでほんのちょこっとだけ
左足をうかせて
ほんのちょこっと
右足に重心を移します。

これを何回も繰り返します。

少しずつ脳に右足に体重をのせても
大丈夫だよ!ということを教えます。

堀尾理論では
右足は壊れていなくて
新しくできた脳に安全だよということを
少しずつ覚えさせるのです。

これができるようになれば
少しずつ左足をあげる高さを
上げて
右足に乗せる体重を増やします。

歩くためには
”歩く”という動作をたくさんした方が
早道で訓練している実感も大きいかもしれませんが
小さなステップをコツコツと積み重ねることが
地味ですが
一番の早道のようです。

それから長い時間訓練を継続するのではなく
おしゃべりでもしながら休憩して
いまやったことを一旦忘れ、
また反復すると
定着率がよさそうです。




『マー君の無限の可能性・・・11』

遅ればせながら
あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします^^











新年最初に奇跡の復活研究所
いらしたのは
マー君でした!


そしてこの日は
マー君の記念すべき日に
なったのです。










毎回新しことがやれるように
なっていくマー君は
毎回が記念日かもしれませんが
この日は一人で自立して
立っていることができたのです。

早速カレンダーの
1月7日に”マー君自立記念日”と
堀尾は書いていました。












そしていつもはおとなしいマー君ですが
この日はいーっぱい
しゃべっていました。



一年後
マー君はどこまで進化していくのか
楽しみですね!


2015年12月23日水曜日

『マー君の無限の可能性・・・10』

マー君が奇跡の復活研究所
くるのも あっという間に10回目と
なりました。

毎回笑顔で来てくれて
うれしい限りです。

こんなマー君でも
一度行かないと言いだしたら
なかなか大変なようで
修学旅行で新幹線に乗る前
”行かない”と言いだし
苦労したことがあるそうです。




この日は久しぶりに
車イスで歩く訓練をしました。
どうもこの訓練は
興味がなさそうです・・・












それよりも
車イスから立ち上がったり
実際に歩く方をやりたいようです。





















歩く訓練の時
私もサポートをしました。

私は後ろから抱えて
倒れないように支えました。

するとマー君が足を前に出そうと
するたびに
上半身まで力を入れて
必死で一歩を出そうとするのが
伝わってきます!

ものすごい熱も伝わってきます!

カメラを通して見ているのと
実際に体感として伝わってくるものは
ずいぶんと差がありました。


”歩く”というのは
こんなにもマー君にとって
大変な作業なのに
笑顔で
”先生!訓練する!”て
言ってたんですね。

何が彼を突き動かしているのでしょうか・・・