2016年1月14日木曜日

『堀尾式脳卒中の麻痺からの奇跡の復活|ちいさなことからコツコツと・・・』

先週は風邪をひいてしまい
今年初めての訓練にいらしたUさん。

今日は数回手摺の横を歩いたあと
麻痺した右足に体重を乗せる
訓練をしました。











歩く時
左足を前に出す瞬間
必然的に
右足に重心が移ります。
しかし麻痺した足にに体重をのせる
ことは ご本人にとっては
とてもこわいことです。

ですのでほんのちょこっとだけ
左足をうかせて
ほんのちょこっと
右足に重心を移します。

これを何回も繰り返します。

少しずつ脳に右足に体重をのせても
大丈夫だよ!ということを教えます。

堀尾理論では
右足は壊れていなくて
新しくできた脳に安全だよということを
少しずつ覚えさせるのです。

これができるようになれば
少しずつ左足をあげる高さを
上げて
右足に乗せる体重を増やします。

歩くためには
”歩く”という動作をたくさんした方が
早道で訓練している実感も大きいかもしれませんが
小さなステップをコツコツと積み重ねることが
地味ですが
一番の早道のようです。

それから長い時間訓練を継続するのではなく
おしゃべりでもしながら休憩して
いまやったことを一旦忘れ、
また反復すると
定着率がよさそうです。




0 件のコメント: