リハビリテーションから基礎という
言葉が無くなってしまったのはなぜでしょう。
手足の訓練にも
言語の訓練にも
高次脳機能障害にも
目の訓練にも
医学など全く無学の私には真実はわかりませんが
推察してみました。
私の言っているプログラム云々は
私がロボットとかオートメーションの
黎明期にそれらの設計業務に携わったことが大きく影響しています。
当時は今のようにそれぞれの分野パーツに完成したものが少なく
小学生でもロボットが組み立てられるなど考えもできない
時代でした。やっとコンピーターで図面が(CAD )書けるようになったばかりの時でした。
おかげで今でいう、システム工学の先端にいたのです。
機械部分もコントロール部分も全部わからないと何一つ
できない時でした。
そのおかげで原理原則の勉強からしないと仕事ができませんでした。機構部分の設計も動かすためのプログラムも
作らなければなりませんでした。
その時の知識が脳卒中からの復活に役に立ったのです。
人の身体はロボットそのものです。
身体は機構部分、頭脳はコントローラーで内部はプログラムによって機構を動かしているとすれば人の身体の仕組みが
医学とは違った視点で見えて来たのです。
それであれば医学の知識は皆無の私でも理解でき
壊れた時の対応の仕方もわかります。
脳卒中後遺症は医学を離れ、
機械システム工学、の一分野
として研究すれば新しい方向が開けてくると思います。
身体を動かすだけでも400個程もある筋肉を、しかもその各々は何百万本もの筋源繊維からなりそれらを複雑にコントロールするにはプログラムの概念なくしては不可能です。
脳内神経ネットワークも、その一部のシナプスも重要な要素ですがそれらはプログラムが作った信号を筋肉に送り届けるための
通過点に過ぎないのでしょう。
思考回路も運動指令回路もプログラムなくしては何もできないでしょう。
ALSやSCDなどの難病もプログラム再構築の堀尾式訓練法で
改善する事例を見ると脳の中はすべてプログラムによって
動いているという確信が増します。
そうなら難病も訓練による改善が夢ではなくなります。
そんな日がすぐそこまで来ているのです
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