9月9日の日曜日、建築士試験の2次、製図試験を受験してきました。
1次試験は7月に実施され何とか通過し、その後名古屋の資格の学校に通い製図の勉強を
しました。今年の課題はRC構造(コンクリート)のコミュニティ施設です。製図試験は製図板
を使って鉛筆で図面を描きあげます。
今年から新試験ということもあり、内容が難しく皆さん苦戦されたようです。そういう私も
課題文の設計条件を満たす間取りを考えるのに苦労しました。複雑な課題文を読み解き
自分なりの間取りを1時間程度で考えなければいけないので本当に時間との戦いです。
先生には「自分が教えた5年間で一番宿題の図面を描いてきてくれた」と言っていただけた
ほど頑張って練習して綺麗に描けるようになったのに、本番では綺麗に描いている
余裕はなく、一番へたな図面になってしまいました。
また、最初は頭に入れていた設計条件の一つがああでもない、こうでもないと
あせっているうちに満たしていない事に家に帰ってから気がつきました。
「これは落ちたな・・・」とすっかりあきらめていましたら、今日先生に採点していただいたところ
まだ、可能性があるかもしれない。とのことでした。
ここはこういう考えでこうした。とかいろいろ説明していたら「小林さんはいい設計士になるよ」
とのお言葉をいただきました。自分ではまだまだだと思っていますが、先生の言葉が有り難かったです。
すべてとは言わないですが、ほとんどの時間を勉強に費やして全力で取り組んだので
落ちたな。と思った時もさっぱりしていました。実力が足りなかったんだな。と後悔がなかったです。
それよりも、協力してくれた会社のみんなや、とっても優秀で素敵な講師の先生や
支えてもらった家族への感謝でいっぱいでした。
特に社長には本当にいろいろな取り計らいをしてもらっていたのですが、「落ちたと思います。」
と伝えると「もしかしたら一回で簡単に受かるより、あなたの人生にとってはこれだけ一つの
ことに集中してしかも挫折をする。という経験は何物にもにも変えられない経験になると
思うよ。人は経験したことしか身に付かないからね」
と言われました。
今回コンクリート造りの建物を勉強することによって、さらに柱をパネル化して
コンクリートのような強度を出す柱千本の家の素晴らしさを再認識しました。
コンクリート造り(ラーメン構造)は丈夫ですが柱と梁に頼るので製図をする時も
結構太い柱が邪魔な存在でした。
それに、コンクリートは無機質ですので木質空間の柱千本の呼吸する空間とは雲泥の差だと
思います。 話は反れますが、幼稚園や学校ほど木質化が進めば子供たちも癒されるのでは
ないかな。と思っています。
試験の結果は12月です。
結果はどうであれ、今まで勉強して得た知識と経験はこれから少しでも活かして行きたいと
思います。
脳卒中麻痺からの生還を目指している方々の道案内ができればと思い NAOに代わって私し堀尾が今年から担当します。出来るだけ詳しく優しく 道案内できればと 思っています。好評だったNAO同様よろしくお願いします
2012年9月12日水曜日
2012年8月31日金曜日
ご見学
今日は昼から家の見学がありました。
うちから車で10分もかからないところにお住まいの30代のM様ご夫妻です。
ご実家の隣の敷地に新居を考えているとのことでした。
家作りを考え始め、展示場を回り始めたところだそうですが、M様のお母様が私共の社長が
面白そうな家を作っているのを思い出し、ご連絡頂きました。
M様のご主人は家作りの事はさっぱりわからない。とのことでしたが展示場をまわるうちに
新築なのに除湿機や加湿器がないと快適さが得られないことや、20~30年で耐用年数を迎える
今の住宅に違和感を感じていたそうです。
今までは経済が上向きで大量消費の時代だったが、これからの子供たちの時代は少ないもので
いかに豊かに暮らしていくかを教えていかなければならない。と語られていました。
これからは毎世代ローンを組んで新築を建てていく時代ではなくなるかもしれません。
だからこそ今、永く受け継がれていく家を選択していただきたいなあ。と思います。
何世代も住むことが出来る家があれば、子や孫の世代は住居費に縛られることなく
豊かな暮らしにお金を使うことができますし、職業の選択も”ローンがあるから仕方がなく働く”
ではなく、”この仕事が好きだから”で選択できるようになるのではないでしょうか・・・
わたしはみんなが”楽しい!”を仕事にできる世の中を夢みています。
今日は素敵なご夫婦と出会う事ができました。
こうして家作りを通して新たな出会いがいただけてありがたいです。お話に集中してすっかり
写真を撮るのを忘れてしましました。 今日は文章のみで失礼いたします。
うちから車で10分もかからないところにお住まいの30代のM様ご夫妻です。
ご実家の隣の敷地に新居を考えているとのことでした。
家作りを考え始め、展示場を回り始めたところだそうですが、M様のお母様が私共の社長が
面白そうな家を作っているのを思い出し、ご連絡頂きました。
M様のご主人は家作りの事はさっぱりわからない。とのことでしたが展示場をまわるうちに
新築なのに除湿機や加湿器がないと快適さが得られないことや、20~30年で耐用年数を迎える
今の住宅に違和感を感じていたそうです。
今までは経済が上向きで大量消費の時代だったが、これからの子供たちの時代は少ないもので
いかに豊かに暮らしていくかを教えていかなければならない。と語られていました。
これからは毎世代ローンを組んで新築を建てていく時代ではなくなるかもしれません。
だからこそ今、永く受け継がれていく家を選択していただきたいなあ。と思います。
何世代も住むことが出来る家があれば、子や孫の世代は住居費に縛られることなく
豊かな暮らしにお金を使うことができますし、職業の選択も”ローンがあるから仕方がなく働く”
ではなく、”この仕事が好きだから”で選択できるようになるのではないでしょうか・・・
わたしはみんなが”楽しい!”を仕事にできる世の中を夢みています。
今日は素敵なご夫婦と出会う事ができました。
こうして家作りを通して新たな出会いがいただけてありがたいです。お話に集中してすっかり
写真を撮るのを忘れてしましました。 今日は文章のみで失礼いたします。
2012年8月27日月曜日
恵那市M様邸木製倉庫
2012年8月14日火曜日
長野県H様邸 外壁作り
柱にダボの穴を開ける |
なります。
材料の杉は4メートル材なので
これを繋いで外壁の材料にします。
桧で作る場合は3寸5分といって
およそ10センチの柱ですが、
今回の杉材は長手方向は21センチ
あるので今まで使っていた
社長お手製のホゾの
機械では対応できません。
そこで直径約4センチほどのダボを
2本挿して繋ぐ事となりました。
ドリルで穴を正確に開けるため
社長がジグを作ってくれました。
繋ぎ合わせるところ |
長い材料にします。
5メートル30センチの長さになった材料 |
圧縮をかけボルトで繋ぎ1枚の
パネルにするので
相当丈夫なものになります。
2012年8月13日月曜日
変わった棟上げ
作業を見守るM様 |
棟上げでした。
昨日までは屋根材の張った
三角屋根が基礎の上にあったの
ですが屋根ごとクレーンで
引き上げてもらいその間に
柱を建ててその上に三角屋根を
乗せるというアクロバティックな
建て方です。
でも屋根の一番高いところで
6メートル以上もありしかも勾配が
きついので地面で屋根部分を
組み立てておいたほうが安全なのです。
うちの社長はホント頭が柔軟でどんな困難も
人が思いつかない発想で切り抜けていきます。
しかし、基礎の上で屋根を組んだ大工はさすがに
一番上は”股裂きの刑のようだった!?”と言っておりました。^^*
杉の4寸柱 |
止んだりの天気でしたね。
2トントラックを曳くユンボ |
トラックが動けなくなったとSOSがあり
ユンボの鍵を持って駆けつけました。
調度到着してトラックを引き上げる間だけ
雨がやんで引っ張りだすことができました。
2012年8月6日月曜日
お客様・施工者で終わらない柱千本の家造り
今もお客様と家の仕様について話し合いを重ねている最中ですが、この時間が家を
建てる中で一番面白い時です。この時に、いかに沢山お客様との話し合いをするかが、建てた家に満足して住んで
戴けるかどうかの決め手になります。
縁あって初めてお会いするお客様・・・。
どんな方なのかわくわくします。
家造りは人と人との人間関係作りだとつくづく思います。家を建て終わると
お客様・施主様としてのお付き合いから親戚としてのようなお付き合いになってしまいます。
家造りはお客様からいっぱい喜びの戴ける本当に良い仕事だと思います。
2010/4月掲載
2012年8月2日木曜日
M様邸 木製倉庫基礎工事
基礎工事 |
作業部屋の生コン打ちでした。
どんな出来上がりになるか楽しみですね^^
実は今朝奥様からメールをいただいて
庭に植えたドウダンツツジが枯れかかって
きたがどうしたらいいですか?との事でした。
私が見た限りではまだひどくなっては
いなかったので安心しましたが、
基礎工事が終わってから工事の者に
水を撒いてもらいました。
水を撒くといってもM様邸の敷地は広い
ですしドウダンツツジも沢山あるので
毎日となると大変な作業です。
そして水もジョウロでシャワーのようにかけるのではなく
根元にホースの口を突っ込むようにしてどぼどぼに
なるくらいに水をやったほうがいいようです。
根付いてしまえば水遣りしなくても大丈夫ですが、今年植えたばかり
なので夏を乗り切るまで安心できないですね・・・
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