2017年2月20日月曜日

宮古島便り (11)

手は動くようになるの (2)
残念ながらリハビリ病院退院時に動いていなければ
諦めるしかないのが現実です。
麻痺した手を動かすことを考えるより健康な方の手で生活
できるように練習しましょう。
利き手が麻痺してもそうでない方で何でもできるように
なりますから大丈夫ですよ、早く気持ちを切り替えて
悲しんでいなくてもいいですからね、頑張りましょう。

これが現実ですがこれでいいのでしょうか。
私は受け入れることはできません。手はこわれてなんか
いないのです。
それどころかいつでも動かせる準備を整えて待っているのです。動かす訓練さえすれば脳は応えてくれます。脳はそのときを待っているのです。

雪国Aさんは利き手麻痺です。指が痙縮から拘縮に移行しています。2月7日時点では第二関節(俗称)が親指以外は90度に屈曲固定されて動きませんでした。ですが今日は人差し指と薬指は拘縮が解除され普通に伸びています。そして小指と薬指以外は動くようになりました。

足に比べて手は比較にならないくらい復活させやすいのです
足は動くようになる人が多いのに手は動かない人が多いでは
ないかと思っている人がほとんどでしょう。
「奇蹟の復活教室」に来られる方が手は動きますなんてことは、初めて聞きましたと皆さん言われます。
足は動いても手は難しいというのが一般常識で現実もその通りです。

発症前の歩きを取り戻した人は皆無
私は歩けるということはどちらの足が麻痺足だったのか
わからないように歩けるようになることとしています。
不自由な歩き方は骨格の歪みを誘発し身体を健康で保てなく
なります。そうなるで有ろう歩き方はしない方が良いと思っています。発症前と変わらない歩きができなければ歩きを
取り戻したとはいえませんから皆無と書きました。

現在、発症前の歩きに戻るのは大変難しいでしょう。が、
不可能ではありません。

それに比べて手の動きはとても復活させやすいのです。
足は大変な規則性の制約の元で動かなければなりませんが
手にはそんなものはありません。動きさえすればそれでいいのです。それであるならば手の動きは簡単です。

痙縮ゃ拘縮がなければ手は動きます。有っても動くようになりますが無いに超したことはありません。
痙縮ゃ拘縮は防ぐことができますから防がないといけません
防ぎ方はこのブログの中に書いてありますのでさかのぼって
読んでください




手は動きますから希望を持ってください。
動くことに経過年数は関係ありません。
腕は指が自由に動かせるようになれば自然と動くように
なります。腕は指が動かないうちは訓練しても無駄になります。握っている状態の方は指を手でこじ開けて伸ばすようなことはしないでください。どれだけしても指は開いてはくれません。動かし方も書いていきますから参考にしてください


指は必ず動くようになります。
信じてください、自分の指を



1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

手の訓練はお会いしないと出来ないでしょうか?自分でも出来る訓練方法などあれば教えて下さい。
神奈川県 奥山