2017年1月6日金曜日

堀尾式脳卒中の麻痺からの奇跡の復活|なぜ痙縮は起こるのか (1)


脳の中のメカニズムを本当の意味で解明した人は現在誰もいません。

したがって脳内で起こることの解明はできないままに
推論での話が確定事項のようになっているだけです。

指一つ動かすのに脳はどのようにして信号をつくり
神経に流しているのかはまだ解明されていません。

解明されたことは脳のどの部分が働いたかということが
分かりかけてきたにすぎません。

例えば
コンピューターのプリント基板にある部品の役割が
分かりかけてきたくらいのレベルの話なのです。

その部品の内部でどんなことが起こりどんな仕組みで
信号が発生したのかなど、はかり知ることも
想像すらできないレベルが今の脳科学の現状でしょう。

こんなことを書くとそんなことはない脳科学は
素晴らしい進歩をしているではないかと
反論される方も大勢おられることでしょう。

コンピューターに例をとればプログラムのことは無しにして
コンピューターを論じ合っているのと同じです。

プログラムなしにはコンピューターは動きませんが
そのプログラムを目で見ることはできません。

メモリーをどんなに分解してもその中にあるプログラムを
目で見て理解することはできません。
見えたとしても意味不明の電位差の羅列にすぎません。
専用のソフトなしには理解不能なのです

我々人類が作り出したものでさえわからないのです。
人の脳内プログラムを翻訳するソフトなどありません。

脳内で最重要なのはプログラムですがそれを
論じている脳科学者を私は知りません。

人間の制作には関わっていない人類が脳の中の構造をやっと
解明しかけた状態が今なのです。

脳内にどんなプログラムがありどんなことが書かれ
作動しているかなど永久に解明されないでしょう。

がしかしそのプログラムなしでは私たちは一時も
生命を維持することはできません。

脳卒中はその大事なプログラム消失の事態になってしまうことなのです。

私たちは神経の接続によるネットワークで動いているのでなく
動かしている本質はプログラムそのものです。

動かなくなる原因は神経ではなくプログラムに
異常が発生したか消失してしまったかなのです。

私のリハビリ訓練は手足を動かしているのは
プログラムであるということが根底にあってすべてのことを
行っていますのでこれからの話はそのことを念頭に置いて
もらわないと理解できなく同意もできないと思います。


今日はこれからの話のプロローグです。

これからも素人のたわごとと、笑いながら聞いてやってください。







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