2017年1月29日日曜日

堀尾式脳卒中の麻痺からの奇跡の復活|大変ではありますが元の身体になれますよ (1)

2通目のコメント読ませていただきました

コメントと私のやり取りが他の方にも

参考に成ると思いますので個人的な指導ではなく
公開指導としてコメントも公開させていただいての指導とします。

他の方も質問などありましたらコメントしてください



手も足も麻痺の後遺症で難儀しておられるようですが

必ず元の身体に戻れますから安心してください

ですが簡単ではありませんので覚悟してください

元の身体に戻るには訓練以外ありませんが
正しい訓練をすることが何より大切です

今のリハビリ技術では正しい訓練法が確立されているわけではありません

日本ばかりでなく世界中がそうなのです。


今回は足の訓練についてのみ話します。


今の段階で立位の練習はしないでください

動体バランスが取れないうちは絶対立ち上がってはいけません
立てば脳は転倒防止モードになり体中に力を入れて
必死に倒れないよう踏ん張ることになります

その結果腕には力を入れ肘を曲げ指は握りしめます。

腕や指の痙縮誘発になります。

身体のどこでも力を入れれば痙縮を誘発します。

力を入れることは絶対にしないことです。

立つこと
は最後の最後です
立つ前に足の基礎訓練をしなければいけません
これは座位でてきますから体のどこも緊張することなく
痙縮の心配もありません。


爪先上げ(足関節) ・ 踵上げ(足関節) ・ 膝の曲げ伸ばし(膝関節) 大腿の上げ下ろし(股関節)の基礎訓練内容は関節の稼働訓練です
これだけができるようになることが必須条件です

できるようになったら大腿側筋(膝関節の左右の安定化筋)の訓練をします。

大腿側筋の訓練は横向きに寝て大腿の曲げ伸ばしを行います寝る向きは左右とも行います。

手の痙縮の誘発原因は立位の訓練にあるのです 上記の基礎訓練の完了前には絶対に

立位にはならないでください。
足も緊張して力を入れますから足の各筋肉が痙縮になります。

立てば全身をこわばらせ極度に緊張し転倒と闘いながらの必死の覚悟で立っているのです

これは体験しないとそんな大げさなといわれそうですが麻痺患者はそんな思いで
必死に立つことをするのです 体の各部に痙縮を誘発させる行為そのものです。

リハビリテーション病院には何か月も入院していられます

足の基礎訓練をする時間は十分すぎるほどの時間があります。ですが何もしないで
ベッドで寝ている暇はありません。足の基礎訓練は何十時間では完了しないでしょう
百時間単位の時間を要します とても多いように思いますが病院にいる時間数からすれば
十分休息をとりながらでも達成できます。

歩けるようになるのに基礎訓練に要する時間は九割で後の一割で歩けるようになります。



基礎訓練が終われば歩くことはたやすいことです

どちらが麻痺足かわからないようになります
そしたら素晴らしい人生が待ってます 楽しみですよ。














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