2012年6月11日月曜日

物語の生まれる家




柱千本の家」には小さなお子さんがいる方もいらっしゃいます。
その家がどんな家かということが子供の成長していく過程で大変重要な要素に
なるということを書いる人がありました。
 自然素材で出来ている事は言うまでもありませんがそれだけではありません。
その家にどんな歴史があるのか、どんな物語があるのか・・・。子供の時には
分からなくても大人になった時、人の親になった時に何か感じる物がある。
そんな家を建てたい・・・。
 自分の育った家は、お祖父さんが若い時に建てた家をお父さんが引き継いで
今、自分が息子に譲ろうとしている。家全体が漆塗りのように艶があり
祖父、父、自分と三代に渡る長い年月が醸し出した重厚な飴色で統一された
文化財のような家、子供の頃はハイカラな友達の家を羨ましく思ったものだが
今は祖父の建ててくれたこの家は何物にも変え難い大切な祖父からの
贈り物であると心から思っている。息子もいつかこの家を子供に譲る時が
くるだろうが今の自分の様に心より喜びと建てた先祖に感謝の気持ちをもって
譲っていくだろう。

柱千本の家」はこんな物語の生まれる家を目指しています。

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