2013年3月17日日曜日

岐阜県恵那市松村様邸パネルカット

ここしばらく工場長はパネルのカットを
しています。

柱を機械に通して直角を出すのですが
パネルに組むと多少の誤差がでるので
もう一度目で確認をしながらまっすぐな
ラインを出しています。
誤差といっても1ミリあるかないかの
世界ですが彼は妥協をしません。








次に先程出したまっすぐな
ラインを基準にして直角をだし
パネルの下端のラインを裁断します。

「この家は大きな家具を作る
ようなものだ」

と言います。ボードやクロスで
隠れるところがないのですべてが
仕上がりの面になりますし
家具のように精密に組み立てる
必要があるので神経を使います。

しかも、木は建ててからも湿気を
含んだり乾燥をしたりを繰り返し
最初に組み立てた状態を保って
くれません。

そのことを想定しながらカットしたり
組み立てていきます。

毎回、毎回試行錯誤の繰り返しです。

パネルを作ること自体は
単純な作業のようにみえますが
見えないところで今までの経験と
知恵を使っています。
私自身もパネルを作る作業を
行っていますが、とても頭を
使います。どうしたら
木を活かして使えるか、どうしたら
丈夫なパネルになるか・・・
いろいろ考えると全然単純じゃないので
面白いです。

裁断し終わったパネル
 



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