2013年3月20日水曜日

岐阜県恵那市松村様邸 桧の丸太刻み

いよいよ屋根の一番高いところを
支える棟木に使う丸太の加工が
始まりました。

柱千本の家で丸太を使うのは
初の試みです。


以前から社内では
丸太を使ってみたい
という意見はあったのですが
今回、松村様がご実家の山の木を
使いたいとのことで実現しました。







松村様が切り出した
世界に一つの丸太を前に
緊張した面持ちで刻みに入ります。

外壁と交差する部分や
垂木という屋根を支える部材が
乗る位置を掘り込みます。

当然ですが丸太は丸いので
刻むラインの印一つ付けるのも
一筋縄にはいきません。

でも、いい具合に刻むことが
できました。


「こういう仕事は大変だけどおもしろい!
また、丸太を使いたいというお客さんがいるといいね」




今、助っ人に来てくれている
Sさんが丸太の薄皮をサンダーで
こすり取りながら

「これはどこに使う部材なの?」

「子供部屋の天井を支えるものだよ」

「じゃあ、子供さんは毎晩これ
眺めるんだね」


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