昨年は皆様のリハビリ訓練を指導させていただいて複雑な気持ちに
なることが多い一年でした。
急性期病院を退院した時には見られなかった痙縮が
リハビリ病院を退院した時には
手にも足にも表れている例に出会ったのです。
急性期病院にいる間は家族に痙縮防止の方法を学んでもらって実施したのですが
リハビリ病院では家族の付き添いはできず痙縮防止ができなかったのです。
二組の家族に痙縮防止法をしてもらった二例ともにリハビリ病院入院時にはなかった
痙縮が退院時には発生していたのです。
痙縮が有ると無いでは復活訓練の難易度に天と地ほどの差があります。
痙縮は防止できますがその方法が分からないのでしょう。
防止は決して難しいことではありません。
知っているかいないかの問題です。
麻痺を改善させるのはそんなに難しいことではありませんが
痙縮を取り除くことは容易ではありません。
堀尾式復活教室でのリハビリ訓練の難しさはこの痙縮をどうするかが
全てであるといっても過言ではありません。
痙縮がなければ麻痺からの復活は容易です。
絶対に痙縮は防がないといけません。
痙縮の発生メカニズムと防止法を次回から
書きますので参考にし
てください。
0 件のコメント:
コメントを投稿