2014年5月30日金曜日

島根県出雲市のかくれ庵


 先日TVをみていたら
 高円宮家の次女
典子さまと
出雲大社の神職
千家 国麿さんの婚約の
発表の様子が流れていました。

そして思わず声をあげたのは
4月に島根のI様邸を建てる
時にお世話になっていた
かくれ庵さんが映って
いたからです!






床の間の横の飾り棚に
確かに高円宮家の久子さまを
含む記念写真が飾られて
いました。

そしてTVではこの写真の中に
典子さまと国麿さんが
写っていました。

まさにこの場所が
縁結びの場所だったとは・・・


かくれ庵のご主人と奥様には
ご自身の大変な状況から
脱出して
やったこともない
蕎麦打ちという仕事に挑戦し
なんとかなるさ!で自分たちを
信じてやってきたお話を伺い
大変勇気をいただきました。

ご自身の頑張りと
出雲の神様のお力で
ますます発展されるだろうと
強く感じました。







岐阜県加茂郡白川町D様邸 リフォーム4


昼間は夏を思わせる
暑さを感じるように
なりました。

天井板を張る作業に
入りました。

材は杉板でこれも
息子さんの勤める
会社からの支給です。

よく見ると
木の芯に近い赤い部分と
外側の白い部分とが
表面に現れています。

赤白だから
これを”源平”と呼ぶそうです。
面白いネーミングですよね。



休憩の時間


お嫁さんが
「部屋の片付けをしていたら
亡くなったお義母さんの日記が
出てきたんですよ。とっても文章が
上手で字も綺麗なんです」

と大学ノートを見せて下さいました。


私は他の人にも内容が
分かるように声に出して
読み始めました。

そのページには
ある年の何気ない
お正月の様子が綴られて
いました。

何か特別な事が
書かれていたわけでも
ないのですが
声が詰まって最後まで
読むことが出来なくなって
しまいました。


その後
D様から奥様との出会いのお話や
どんな人柄だったのかと
いろいろなお話しを
伺いました。


玄関に飾ってある
写真立ての中の奥様が

「恥ずかしいわ。」

と微笑んでいるようでした。



2014年5月28日水曜日

岐阜県加茂郡白川町D様邸 リフォーム3

この日は久々の雨と
なりました。


今日から壁の板を張る
作業です。

材料は息子さんが勤めている
木工会社で用意して
もらった無節のひのきの板です。











板を張ると
部屋の中が明るい
雰囲気に・・・











3時の休憩

広い玄関でD様と
お嫁さんと一緒に
お茶をいただきました。

2014年5月24日土曜日

岐阜県加茂郡白川町 D様邸 リフォーム2

先日、
床のパネルは出来ましたので
今日からは壁の下地
作りに入ります。













既存の壁の厚みの
段差や
斜めになっている
壁を解消するため
桟で高さを調整して
ベニヤで平らな状態を
作ることにしました。


隣の玄関を支えている
梁のホゾが
こちらの部屋に出て
いるので
これも切ってコーチ
スクリューで
留めなおします。





























床を下げたことによって
出てきた土台が
こちらにはみ出て
きているので
カンナで削ります。








下地を貼り終わった
ところ。















下地作りの一日目

意外と手間が
かかってなかなか
仕事が進まないので
これは残業していかないと
終わらないかな?
と思っていると

四時半頃
D様が窓から

「そろそろ、やめよまいか。
(やめませんか)
明日という日があるじゃないか」

とゆっくり穏やかな口調で
つぶやかれました。

 

次の日は次の日で

「一休さんじゃないけども
『あわてない。あわてない。』」

こういう、のんびりした環境で
暮らしていると、こんなにも
穏やかでいられるのでしょうか?

それともD様が80年生きてきた中で
培ったものなのでしょうか。

忘れかけていた感覚を
思い出させてくれた
有り難い言葉に
気持ちが癒されました。














2014年5月15日木曜日

岐阜県加茂郡白川町 D様邸 リフォーム

今回は築60年の家屋の
リフォームの依頼です。

息子さんの結婚を機に
家の耐震化と断熱を
柱千本流でやれないか?

とのことでした。


初めての試みですが
お受けすることになりました。


まずはお父様の寝室から
とりかかります。












6畳の部屋の床を
一度全部取り除きます。












昔の作りは
石の上に直接
柱がのっています。












戸袋の中から
古い蜂の巣が出てきました。












三毛猫のおぎんちゃんも
現場の見回り。











既存の柱を
Lアングルで結び
3寸5分の柱を
並べて固定していきます。

先にパネル状にしてしまうと
部屋の中に設置できないので
現場で1本ずつ
繋いでいきます。

今までは廊下からの段差が
20センチほどありましたが
段差なしになりました。